カルロが語ってくれたブルー・キング・ブラウンを構築する魅惑のエッセンス!
●MELBOURNE:
「BKBの拠点。音楽シーンもしっかりと根付いている場所だよ。特にジョン・バトラー・トリオ『Sunrise Over』(Sea Lava)やトゥルー・ライヴ、TZUは要チェック」。
●REGGAE:
「レゲエのグルーヴとフィーリングが僕らのヴァイブとメッセージに大きな力を与えてくれるんだ。最近だと『Welcome To Jamrock』(Ghetto Youth/Tuff Gong/Universal)も素晴らしかったダミアン・マーリーのモダンなアプローチが大好き」。
●SOUL:
「ソウル・ミュージックはハートとソウルに働きかける音楽。リアルでとってもヒップだよね。マーヴィン・ゲイやアル・グリーン、アレサ・フランクリンなどたくさんの偉大なアーティストがいるけど、モータウン勢が特に好きかな。興味を持ったらコンピ『Motown:The Hits Collection Volume 1』(Motown)とかを聴いてみるといいよ。ソウル・ミュージックは、聴いているだけで〈音楽を演奏したい!〉って気分にさせてくれるよね」。
●LATIN:
「ラテン・ミュージックのパーカッションが好きなんだ。〈ダンスのための音楽〉っていうのかな。お気に入りは、サンタナ『Santana』(Columbia)。サンタナのビッグバンドが好きなんだ。彼らからはエネルギーが漲っているし、彼らのジャム・セッションは最高さ」。
●INDIGENOUS AUSTRALIANS:
「(オーストラリアの先住民である)アボリジニについては僕らが熱心になっている事柄で、国内でもっと認識されなくてはいけない問題。だから、そのことを音楽にしたためることは、国民の意識を高めようと促す僕らなりの方法であり、彼らに対して支援と敬意を示すものなんだ」。
●LYRICS:
「グローバルな問題について書くことを心掛けているよ。メディアとは違う視点を持つことが重要だと思う。好きなリリシストは、ギル・スコット・ヘロン『Peace Of A Man』(Flying Dutchman)やアニ・ディフランコ!」。
●ROOTS LEVEL RECORDS:
「僕たちの作品をリリースするために設立した自主レーベル。インディペンデントな音楽をサポートして、自分たちのサウンドと使命に忠実であることを守り、すべてを〈草の根レヴェル〉で運営することをモットーにしているんだ」。
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