UJTが主宰するマン画トロニクスから刊行された、彼の傑作コミックを一挙ご紹介!!
『チリンヶ丘三丁目』 UJT(2003)
記念すべき初のコミックは、町内最高齢のイカしたBボーイ=デフGとその仲間たちが繰り広げる4コマを軸に、99年末に開始したdig-it誌の連載〈少年DJダドーン〉などをプラスしたもので、初期仕事が存分に楽しめる内容デフ。なお、〈マンガDROP!〉でお馴染みの桜田ズン子ちゃんも登場するわよ!
『ハイ!こちらFRESH研究所』 UJT(2004)
常にフレッシュな何かを研究しているというFRESH研究所を舞台にした16の短編集。(敬意を込めて)くだらなすぎるヒップホップ・ギャグがギュウ詰めで、4コマとはひと味もふた味も違うUJTワールドが炸裂。ギャル人気の高いラジボ(ラジカセ型ロボット)にはここで会えますYO!!
『マンガBOYEEE』 シャシャミン&UJT (2005)
AFRA&INCREDIBLE BEATBOX BANDのジャケで知られるシャシャミンとの共著。藤子先生の「まんが道」へのオマージュ作品で、マンガ少年2人の青春群像……というにはあまりにトホホな日常を描いた2編を収録。一昨年には続編も予定されていたのですが、若干(?)遅れているようですね。
『チリンヶ丘三丁目(2)~涙のウインドミル~』 UJT (2006)
3年越しで登場した〈チリンヶ丘〉第2巻は、新たにセクシー・ダンサーが投入されたり、水野晴郎(R.I.P.)が颯爽と登場したりと、よりホットな仕上がり。とりわけ副題にもなっている〈涙のウィンドミル〉での躍動的な1コマは、拡大コピーして部屋に貼りたい超大作です。
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カテゴリ : インタビューファイル
掲載: 2008年07月17日 01:00
更新: 2008年07月17日 18:30
ソース: 『bounce』 300号(2008/6/25)
文/bounce編集部