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インタビュー

桃野陽介を形成する100枚のアルバムを一挙紹介!!――Part.4

62. THE JON SPENCER BLUES EXPLOSION『Extra Width』Matador(1993)

63. THE JIMI HENDRIX EXPERIENCE『Axis : Bold As Love』MCA/Hendrix Experience/ユニバーサル(1967)「ジミヘンはたまげましたよ。僕、それまではギターが主役的なものは避けてたんですよね。でもジミヘンはギターが歌ってるから、これは歌ものだと思って。ってことは、人間ふたりみたいに感じてきて。ギターもメンバーだとしたらもう4ピースだなあ、なんだこの怪物は、と思って」。

64. STAN『I Know』コロムビア(2006)「同世代っていったらあれですけど、対バンする人のなかではANATAKIKOUとSTANはもう最高ですね。痛快です。kyg(ヴォーカル/ギター)がもともとヒップホップを経てロックに目覚めた人みたいで、言葉遊びもおもしろい」。

65. MANSUN『Six』Parlophone(1998)「マンサンは高校のときにブラーの流れで聴いてて。やたら展開が変わるってところがロマンティシズムに溢れていて、ホントのナルシストって感じがカッコいい」。


62. ジョン・スペンサー・ブルース・エクスプロージョンの93年作『Extra Width』(Matador)

66. SLY & THE FAMILY STONE『Fresh』Epic/ソニー(1973)

67. THE SEA AND CAKE『Oui』Thrill Jockey/HEADZ(2000)、68. THE ALUMINUM GROUP『Happyness』Wishing Tree/Pヴァイン(2002)、69. TORTOISE『TNT』Thrill Jockey/HEADZ(1998)「札幌の専門学校の頃、この辺はアメリカのインディーズの流れのなかでもお洒落なものとして扱っていて。単純に〈ジョン・マッケンタイア、凄いかも〉みたいなノリで、トータスを聴いている自分に酔うっちゅうか」。

70. BASTRO『Sing The Troubled Beast + Bastro Diablo Guapo』Drag City/Pヴァイン(2005)

71. FUGAZI『Repeater』Dischord(1990)

72. SEBADOH『Harmacy』Sub Pop(1996)、73. GUIDED BY VOICES『Half Smiles Of The Decomposed』Matador/Pヴァイン(2004)、74. WEEN『White Pepper』Elektra(2000)「セバドーもガイデッド・バイ・ヴォイシズもそうなんですけど、やっぱり、80年ぐらいからいままでのアメリカのインディーズが好きなんですよね。僕はおもちゃ箱みたいなアルバムを作りたいって思ってるんですけど、ウィーンはもう、毎回おもちゃ箱ですよね。宅録のオタク性があるっちゅうか。だから、ゼイ・マイト・ビー・ジャイアンツとかも凄い好きなんですね」。


72. セバドーの96年作『Harmacy』(Sub Pop)

75. STEREOLAB『Sound-Dust』Elektra(2001)

76. BJORK『Homogenic』Polydor/ユニバーサル(1997)「レディオヘッドとかと並行してビョークも聴いてて。その頃はもう、知った風な気持ちなんですよね。世の中のロックは出尽くしてると。そのなかで何をロックとするかっちゅうたら、ビョークみたいな音楽が逆にロックだ、みたいな。もう(自分に)酔って酔って。高校は、そんな3年間を過ごしてましたね(笑)」。

77. COCTEAU TWINS『Heaven Or Las Vegas』4AD(1990)

78. THE MAGNETIC FIELDS『Distortion』Nonesuch(2008)「サウンドっていうか、こういう宅録と演奏のバランスが昔っから好きですね。クワージとかセバドーとかもそうですけど、音の質感なんですかね。そこがマグネティック・フィールズはモロで、大好きです。新作が出るたびにヤバイ」。

79. GASTR DEL SOL『Camoufleur』Drag City/Pヴァイン(1998)

80. PRINCE『Dirty Mind』Warner Bros./ワーナー(1980)

81. DE LA SOUL『De La Soul Is Dead』Tommy Boy(1991)「ヒップホップをひとつぐらいは知っておかなきゃ、って衝動にかられて、去年聴きました(笑)。で、大正解。〈なんでヒップホップを敬遠してたんだろう?〉っていうぐらいカッコいいです。ロックとかポップスを聴く人の(ヒップホップへの)入り口としては、絶対デ・ラ・ソウルがオススメですね。僕、もともとコーナーショップとかの胡散臭さが好きだったんですよ。これ聴いたらモロにそんな感じですよね」。

82. THE FLAMING LIPS『The Soft Bulletin』Warner Bros.(1999)

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掲載: 2009年04月16日 17:00

更新: 2009年04月16日 18:58

文/bounce.com編集部