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インタビュー

レキッド~レキッズ~レディオ・スレイヴ ……山ほど出ているマット・エドワーズのCD作品を厳選して紹介!


REKID 『Made In Menorca』 Soul Jazz(2006)
ソウル・ジャズのエレクトロニカ系ブランド=マイクロソリューションズ・トゥ・メガプロブレムズからのEPを経て登場したアルバム。レディオ・スレイヴにも通じる深淵な音空間を低空飛行で進むダウンテンポ~ディープ・ハウスが強力すぎ。


『Radio Slave Presents Creature Of The Night』 Eskimo(2006)
マッシュアップ繋がりか、グリマーズのレーベルから出した初のミックスCD。名曲“My Bleep”に、キルズやエクスプレス2など自身の仕事を投入しつつ、ディスコ・ダブ~ヴィラロボス~エレ・ディスコと全体がマッシュアップ的。

『Rekids One』 Rekids(2007)
深淵なテック・ハウス~クリック路線で快進撃するレキッズ初のレーベル・コンピ。レディオ・スレイヴにルーク・ソロモン、トビー・トバイアスなどのレキッズ軍団をはじめ、ジェシ・ローズやプリンス・トーマスなどリミキサーも戦慄の布陣が揃っている。

『Rekids: Mixed By Radio Slave』 Pヴァイン(2007)
レキッズ大好きな日本の皆さんのためにみずから自社音源をミックスした特別企画盤。未発表曲&ミックスも最高だが、“Screaming Hands”のウィンク製ミックスからオリジナル、さらに“Serotone”の自家製ミックスという流れに本気を見た!


QUIET VILLAGE 『Silent Movie』 !K7(2008)
レキッドにも絡んでいた親友=ジョエル・マーティンとの遊び。ホワットエヴァー・ウィ・ウォントからホラー映画サントラ縛りのミックスCDを出していたという過去にも頷ける、バレアリック味な偽造エキゾティック・モンド・ラウンジ盤だ。

『Rekids Revolution』 Rekids(2009)
別掲した『Rekids One』以降の音源でまとめられたコンピ第2弾。シングル集にリミックス集、そして新鋭スペンサー・パーカーによるDJミックスという特大ヴォリュームの3枚組。例のダブファイアを筆頭に、リミキサー陣もまたまたスゴいんです。

LUKE SOLOMON 『The Difference Engine』 Rekids(2007)
UKディープ・ハウス界の誇る変態さんが、クリック流儀のシカゴ~アシッドに奇怪なウワモノを大盛りトッピングした流石の逸品。実はレキッドの初シングルがルーク主宰のクラシックから出ていたという縁もある。

TOBY TOBIAS 『Space Shuffle』 Rekids(2008)
ベア・ファンクやタークといったディスコ・ダブ系レーベルとの絡みもある奇才のアルバム。大人気の“Dave's Sex Bit”や“A Close Shave”あたりのユル系ディスコ感覚は、プリンス・トーマスも絡むレキッズの奥深さを体現するものだろう。

カテゴリ : インタビューファイル

掲載: 2009年04月23日 16:00

更新: 2009年04月23日 17:20

ソース: 『bounce』 308号(2009/3/25)

文/石田 靖博

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