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インタビュー

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 ここではSAKURAの作品の一部を駆け足で紹介します。そのデビューは95年のミニ・アルバム『SAKURA』(bounce:1)にて。そう、タワレコのレーベルが出発点だったんですね。97年にメジャー・デビューした彼女は、翌年の“IF YOU LOVE ME”がヒットして一気に存在感を大きくしていきます。名バラード“君のために”などこの時期に残された名曲たちは、新曲やリミックスも収められた2003年の変則的なベスト盤『Your Favorite SAKURA』(EMI Music Japan:2)でチェックするのが便利ですよ。Keycoや青柳拓次が参加した同年のオリジナル作『pua nani』(同:3)で垣間見せた島音楽フレイヴァーは、引き続き青柳がKAMA AINAとして関わった翌年の『Lana』(同:4)へと昇華。そんなオーガニック路線の一方で、2005年の『SAKURA SINGS BALLADS -Smooth Side-』(同:5)はモニカや自身のバラードをライヴ録音でカヴァーしたソウルフルな佳作に。また、2006年には朝本浩文やAKIRAらの援護を受けた『SOUL ESSENCE』(同:6)にてデビュー当初を思わせるモダンなR&Bを聴かせています。レーベルを移しての2007年作『G.L.M. ~Girl's Life Music~』に続く、ハワイアン~オーガニック方面への展開にも期待したいですね!


カテゴリ : インタビューファイル

掲載: 2009年08月26日 18:00

更新: 2009年08月26日 18:11

ソース: 『bounce』 313号(2009/8/25)

文/bounce編集部

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