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インタビュー

ディスクガイド――(1)

 

BOYS LIKE GIRLS 『Love Drunk』 Columbia(2009)

エモ界屈指の美声シンガーを擁する野郎4人組は、テイラーをフィーチャーした“Two Is Better Than One”がバンド史上最大のヒットに。普段はヤンチャな彼らもここではしっとりしたバラードを用意して、切ないストリングスの音色に守られたテイラーの歌声もいつも以上に可憐な印象を残してくれる。*山西

JONAS BROTHERS 『Lines, Vines And Trying Times』 Hollywood(2009)

次男ジョーとのスピード破局を“Forever & Always”でネタにしたテイラー。これには当のジョーもカチンときたらしく、本作に収録の“Much Better”で逆襲。テイラーの“Teardrops On My Guitar”を引用し、〈ギターを抱えて泣いている彼女なんて眼中にない〉だってさ。強烈! *山西

VALENTINE'S DAY 『Soundtrack Big Machine(2010)

自身の女優デビュー作のサントラで、“Love Story”と“Fearless”を混ぜたようなテイラー節全開の書き下ろし曲“Today Was A Fairytale”が全米2位を獲得。また、本編で彼女とバカップルを演じたテイラー・ラウトナーとは実生活でも恋仲になるなど、いろんな意味で忘れが たい作品となったはず。*山西

CAITLIN ROSE 『Own Side Now』 Names(2010)

テイラーのほとんどのヒット曲を共作してきたリズ・ローズってどんな人?と思ったら、このケイトリンというデカい娘さんがいたのですね。本作を聴いた感じではディランやグラム・パーソンズが好みらしく、よりオーセンティックなカントリー装束の向こうに世代的なインディー志向が透けて見えます。*出嶌

LADY ANTEBELLUM 『Need You Now』 Capitol Nashville(2010)

『Fearless』が2009年最大の全米セールスを記録した作品なら、2010年にいちばん売れた作品は(いまのところ)こちら。紅一点ヒラ リーの人気もテイラーを猛追中ですが、本作からのヒット“American Honey”に寄与したヒラリー・リンジーは、まさに“Fearless”を書いた人だったりします。*出嶌

カテゴリ : インタビューファイル

掲載: 2010年11月10日 17:59

更新: 2010年11月10日 18:23

ソース: bounce 326号 (2010年10月25日発行)

ディスクガイド/出嶌孝次、山西絵美

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