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インタビュー

ディスクガイド――(2)

 

KELLIE PICKLER 『Kellie Pickler』 19/BNA(2008)

〈アメリカン・アイドル〉で人気を博したキャラを活かし、キャリー・アンダーウッドに続いて成功を収めたカントリー娘。テイラーとも仲良しらしく、この2作目では“Mine”似の弾けるようなロック・チューン“Best Days Of Your Life”を共作している。PVではテイラーがサイド・ギタリストを担当! *出嶌

JOHN MAYER 『Battle Studies』 Columbia(2009)

70年代ロックを意識したという本作のハイライトのひとつが、フリートウッド・マックを思わせるテイラーとの美しいデュエット“Half Of My Heart”。ジョンの声域に合わせたメロに苦しむ彼女の様子が気になるけど、それもご愛嬌ってことで……共に中高年層の支持をますますアップしたことでしょう。*山西

THE SUMMER SET 『Love Like This Roadrunner/ROADRUNNER JAPAN(2010)

ポップ・パンクにアレンジして〈ワープト・ツアー〉などで披露したテイラー曲の数々がキッズにバカウケし、ブレイクの糸口を掴んだ5人組。『Speak Now』のリリースに合わせて日本盤化された本デビュー作のボートラにも、“You Belong With Me”などのバカヴァーが6曲も収録! *山西

HANNAH MONTANA: THE MOVIE 『Soundtrack』 Hollywood(2009)

ジョナスの元カノ仲間(?)にあたるマイリー・サイラスの主演映画に、ロバート・エリス・オラールと共作した“Crazier”をプレゼント(&劇中のライヴ・シーンにもカメオ出演)。リスナーを豊かな牧草地へと連れ出してくれる、のんびりとしたカントリー・ワルツ曲に仕上がっております。*山西

KANYE WEST 『808s & Heartbreak』 Roc-A-Fella/Def Jam(2008)

一時は戦犯状態だった32歳の子供だが……翌年のVMAでは両者共に事件をネタにする逞しさを見せ、特にカニエが披露した“Runaway”の斬新な素晴らしさは厳しい世評を一気に覆す禊となった。間もなく新作もリリースされる予定ながら、傲慢な放言癖は直らず、33歳の子供のようで。*出嶌

カテゴリ : インタビューファイル

掲載: 2010年11月10日 17:59

更新: 2010年11月10日 18:23

ソース: bounce 326号 (2010年10月25日発行)

ディスクガイド/出嶌孝次、山西絵美

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