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インタビュー



曲作りが好き



――そういった楽曲提供のお仕事についてもお訊きしたいんですけど、ももいろクローバーZやSUPER☆GiRLSなど、アイドル仕事も結構手掛けられてますよね。


栗原「僕はもともとアイドル好きだし(笑)、やっぱりこういうお仕事は楽しいなと思ってます。アイドルに採用されるのは真悟くんの書いた曲が多いよね」


久保田「そうだね。たまたまというか、狙ってそうなったわけじゃないんですけど」


――ももクロの“あの空へ向かって”は4つ打ちで、比較的Jazzin'park寄りですけど、SUPER☆GiRLSの“Girl's Party -my friend Jenny-”は60年代のモータウンっぽいアレンジだったり、平野綾の“キミにチカラを”はバンド・サウンドだったり。クラブ・ミュージックに限らず、本当にいろんなスタイルの楽曲を作られてます。


栗原「そういう意味ではJazzin'park自体の活動とは違うんですけど、僕にしても真悟くんにしても、まず曲作りが好きなんですよ。だから、完全に頭を切り替えてやってるわけではなくて、スタイルなり注文に応じて楽しく作ってる」


久保田「ライヴを観させてもらって、それで〈どういう曲だったらお客さんが盛り上がるかなあ〉と考えて作ったり。ディレクターの方に言われたことで印象に残っているのは、〈アイドルだからこういう感じにしよう、みたいに考えないでほしい〉ってことなんですよ。〈とにかく格好良いトラックを作ってくれ、歌が入ればアイドルの曲になるから〉と」


――いまはアイドル・ポップだから、クラブ・ミュージックだからっていう音の振り分けはなくなりつつありますよね。


久保田「アイドル・ポップにも、格好良いトラックの曲ってほんと多いですからね。そういう意味では、楽曲提供の仕事にもどんどんトライしていきたいです」



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掲載: 2011年12月07日 17:59

更新: 2011年12月07日 17:59

インタヴュー・文/澤田大輔