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インタビュー

INTERVIEW(3)――「アフロ田中」と現実との境界線にある曲



「アフロ田中」と現実との境界線にある曲



鶴_メインA



——なるほど……さて、年のアタマから様子のよろしい鶴の皆さんですが、ここ最近はずっとスタジオワークをメインに?

秋野「スタジオには去年の暮れぐらいから入ってますね。11月いっぱいまでツアーをやってまして、それが終わってからレコーディングの準備、曲決めとかアレンジとか煮詰めていって、それでいまに至るって感じです」

——昨年は〈ING計画〉というスローガンを掲げていましたが、今年は何かあるんですか?

秋野「曲をなるべく早く形にするとか、毎月ライヴで新曲を聴かせるとか、去年1年間そういうのをやってきたんで、それがいまは最低ラインになったというか……」

神田「わざわざ〈○○計画〉とか銘打たなくてもね」

秋野「そう、今年からはわざわざ銘打たなくても、そういう考えが身体のなかに入り込んでいるという」

——去年1年で基礎体力のレヴェルを上げたと。

神田「そういう感じですね。あたりまえのようにスーパーサイヤ人でいられるみたいな(笑)」

秋野「そうだね、そういう感じ」

神田「〈精神と時の部屋〉から出てきた感じ(笑)」

——皆さん漫画好き……ですか?

秋野「そうですね、特に笠井くんは」

——どの手を?

笠井「作家さんで言うと、『蟲師』を書いてる漆原友紀先生とか……ありすぎて挙げ切れないですね(笑)。ずっと読んでるのは『ベルセルク』とか『キングダム』とか『夏目友人帳』とか」

——漫画から詞や曲のインスピレーションを受けることもあるんですか?

笠井「影響は絶対受けてると思うんですけど、この漫画のこの世界観を歌にしようっていうのはないですね」

秋野「そうだね。自分の引き出しには入ってるけど、直接的にはないかな」

——まあ、鶴の場合は存在自体が漫画っぽいですもんね(笑)。

秋野「そうですね(笑)」

——えー、脱線しましたが、最後に改めて“夜を越えて”の聴きどころをまとめていただけますか。

秋野「映画を観たとか、漫画を読んだっていう人だったら〈わかる!〉って言ってもらえると思うし、どっちも観てないっていう人でも、それはそれで〈わかる!〉と言ってもらえるような内容だと思ってます。『アフロ田中』と現実との境界線にあってどっちの世界にも通じる曲だと思うので、ぜひ聴いてもらいたいですね。映画がね、またすごく良いんですよ」

——出演した俳優さんとは会われたんですか?

神田「会いましたねえ」

秋野「実は本編で一瞬絡んでるシーンがありましてですね。演奏シーンでちょろっと出てるんですよ。そのときに撮影現場で主演の松田翔太さんと佐々木希さんにはご挨拶しまして」

神田「僕と笠井くんは、打ち上げのパーティーみたいなのにも行って。佐々木希さんは驚異的な小顔でしたねえ。笠井くんは、あやまんJAPANに股間を拝まれたりっていう貴重な経験もして(笑)」

笠井「あやまんJAPANがそういうことする人だって知らなくて普通に引いちゃったんですけど、そういう人たちだってあとで知って、もっとエンジョイしておけばよかったなって思いました(笑)」

いろんなオプションが付きましたね(笑)。このあとに用意されている楽曲も楽しみにしています!

秋野「気になるポイント満載の楽曲になると思うので、ホント楽しみにしてほしいです」


カテゴリ : .com FLASH!

掲載: 2012年02月15日 18:00

更新: 2012年02月15日 18:00

インタヴュー・文/久保田泰平

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