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インタビュー

アップアップガールズ(仮) 『チョッパー☆チョッパー/サバイバルガールズ』

 

ハロー・グッバイ! サバイバルを繰り返しながら、てっぺんまで猛スピードで駆け上がっていく7人の足軽たちの勢いはますます急上昇! マーブルヒロインとして頂上に立つその日まで、世を忍ぶ仮の姿で縦横無尽に暴れるぜ!!

 

 

ハロー!プロジェクトの研修課程を修了した面々によって、アップアップガールズ(仮)が始動したのは昨春のこと。カヴァーを軸にしたライヴ中心にドリフトしてきた彼女たちですが、その様相も今年の春から一転。初のオリジナル曲“Going my ↑”を皮切りに11月までにシングル7枚という怒濤のラッシュ。ライヴ本数も尋常ではなく……という状況に、当然ながら注目度も急上昇。てなわけで、まずは濃厚すぎた2012年のもっとも印象的だった出来事を皆さんに振り返ってもらいましょう!

仙石みなみ「生きてきた21年のなかでいちばんあっという間に感じる一年でした。とにかく初めてのことが多くて……私たちにとって初めてのオリジナル曲ができたこと、そこからブァ〜ッと新曲が続いたこと、それから代官山でのワンマン!」

佐保明梨「やはり単独ライヴですね。決まってからはワンマンを成功させるために過ごしてきたし、たくさん出させていただいたイヴェントも全部その日のためっていう感じで、常に頭のなかにありました」

関根梓「もちろん単独ライヴも印象深いんですけど、〈TOKYO IDOL FESTIVAL〉が私はすごく勉強になりました。普段のイヴェントではあまり時間がないんですけど、あの日は他のアイドルさんのステージも観られたし、それで自分たちの良さとか足りないところもわかって」

森咲樹「私はCDを出せたことです。がんばってきたことが形になるのも嬉しいし、自分のCDがお店に並んでいるのを見るのが夢だったんです。先日もタワレコに行って自分たちのCDがあるのを確認してきました(笑)」

佐藤綾乃「シングルが次から次へとリリースされたことですね。考える暇もないぐらい走ってきたからこそ考えられたこともあったし、みんなで一曲一曲をどう見せるか話し合ったり……次々とリリースされましたけど、一曲一曲にはすごく思いがこもってます」

古川小夏「私は夏の〈全国行脚(仮)〉ですね。5日間ずっと生活を共にしたら互いの悪いところも見えちゃうだろうから、凄く仲が悪くなって帰ってくると思ったんですよ。そしたら、みんな仲良くなって(笑)。大変だったけど大事な5日間でした」

新井愛瞳「すべてです! 学校の休み時間にスケジュール帳を読み返してても、もう見きれないぐらいで。過去は振り返りたくないんですけど、過去の経験はこれからに繋げていきたいし、大切にしていきたいなって思います」

みるみるアップしてきた7人への注目度、それを裏付けるのは、涙あり笑いありドッキリありのエピソードのみならず、やはり高いライヴ・パフォーマンス能力と、デビュー以来の縁となるmichitomoらの手掛けたエンターテイメント性十分な楽曲の魅力でしょう。

新井「michitomoさんやPandaBoYさんはレコーディングの時にも的確にアドヴァイスしてくださったり、すごく大好きです!」

「誰が歌っても成立する曲って世の中にいっぱいあると思うんですけど、私たちは私たちにしか歌えない曲をいつもいただけるので、いつもありがたいなって思いながら歌わせてもらってます」

古川「仮歌の時点では〈すごい曲だなあ〉としか思わないんですよ。でも、どんどん歌い込んでレコーディングして、曲が出来上がると、いつも〈ヤラレたな〉って思うんです。私たちの声が重なって完成した時に良い曲になるって実感できるのが悔しいほど嬉しくて(笑)」

そんな彼女たちが今回タワレコのアイドル専門レーベル、T-Paletteに参加!——「キタッ!と思いました(笑)」(仙石)。その第1弾となる『チョッパー☆チョッパー/サバイバルガールズ』は、それぞれPandaBoYとmichitomoによるハイエナジーな両A面シングル。前者には〈パレットに七色 夢を描く〉といったタワレコ発信ならではの詞が織り込まれ、さらには……。

関根「〈NO MUSIC!! NO IDOL!!〉とか、コール&レスポンスが最初から入ってるのが斬新で、そこはインパクトのあるところだなって思います」

新井「まだライヴだけでやっている曲もたくさんあるし、新曲もどんどん録っていたから、どの曲がT-Paletteさんから出るんだろうって思ってたんですけど、“チョッパー☆チョッパー”を聴いた時にこれかな!?って思って。初披露する時のお客さんの反応がいまから楽しみでしょうがないです」

仙石「いろいろな要素が盛り込まれていて、歌っていても1曲以上歌っているような感覚になります。ライヴではまた印象が変わると思うので、それも楽しみですね」

あっぷあっぷ、ではなくUP UP。7人は持ち前のチャームを武器に、さらに逞しく上昇していきそうな予感……いや、〈確信〉と言っていいかもしれませんね!

 

カテゴリ : インタビューファイル | タグ : 女性アイドル

掲載: 2012年12月05日 18:00

更新: 2012年12月05日 18:00

ソース: bounce 350号(2012年11月25日発行)

インタヴュー・文/久保田泰平

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