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インタビュー

 

「レコーディングするだけで感動&めちゃめちゃ緊張していたメンバーたちが懐かしいです」と語るmichitomoは、吉川友を手掛けた縁でUUGをデビューから支える存在。ももいろクローバー“走れ!”の作編曲やぱすぽ☆との仕事で知られる名裏方だ。「制作の点でも変にブレーキをかけずにやりたいようにやらせていただいているし、アプガは攻めてナンボだと思ってるんで」との言葉通り、新曲“サバイバルガールズ”は「デジタル・エレクトロ・ロックな極悪サウンドで、長時間聞くと鼓膜壊れる仕様(笑)」とのこと。なお、“UPPER ROCK”で見せた極太EDM路線はPrizmmy☆の諸曲でも楽しめる。

一方、MOGRAを拠点にメジャー侵攻しつつあるDJのPandaBoYもUUGの音楽像を作り上げている重要なひとり。新曲“チョッパー☆チョッパー”は、「アッパーカット以外の必殺技も欲しいっていう話も出ていたので、お客さんもフリをいっしょにできそうなチョップにしてみました」というところから生まれたそう。今年に入ってからもlivetuneやMizuka、レコライドらのリミックスを精力的に発表している彼だが、作詞/作曲への初挑戦となったUUGとの仕事は大いに刺激になっているようだ。

この2人以外にも、PandaBoYと近しく、最近は平野綾もプロデュースしたfu_mou、KYONO+DJ BAKUのリミキサーに抜擢されていたy0c1eという旬の名前に加え、久々のアルバムも記憶に新しいRAM RIDERがUUGの勢いを最良の楽曲で援護しているのは言うまでもない。

 

▼関連盤を一部紹介。

左上から、吉川友の2012年作『One for YOU!』、ぱすぽ☆のニュー・アルバム『One World』(共にユニバーサル)、Prizmmy☆のニュー・シングル“Body Rock”(avex)、livetune feat.初音ミクの2012年作『Tell Your World EP』(トイズファクトリー)、Mizukaの2012年のシングル“マシュマログリッター”(marshmarecords)、平野綾の2012年作『FRAGMENTS』(ユニバーサル)、!!!KYONO+DJ BAKU!!!の2012年作『!!!+!!!』(ビクター)、RAM RIDERの2012年作『AUDIO GALAXY』(クラウン)

 

カテゴリ : インタビューファイル | タグ : 女性アイドル

掲載: 2012年12月05日 18:00

更新: 2012年12月05日 18:00

ソース: bounce 350号(2012年11月25日発行)

文/出嶌孝次