インタビュー

増え続ける多彩な外仕事もチェック!



1. ZEDD 『Clarity』 Interscope/ユニバーサル(2012)

ガガさまのツアーDJとしても脚光を浴びた新鋭の初作。その日本盤では、代表曲である“Spectrum”を初音ミクを迎えてリミックス! ロマンティックなメロディーと暴れん坊なビートにミクの〈神調教〉な歌声が映える会心の出来だ。

 

2. T.M.Revolution 『UNDER:COVER 2』 エピック(2013)

TMRのデビュー15周年記念のセルフ・カヴァー集に招かれたkzは、アニメ「機動戦士ガンダムSEED」の主題歌としてお馴染みの“INVOKE”をアレンジ。ウォブル・ベースをブンブン唸らせながらも原曲の疾走感を損なわない手捌きは見事。

 

3. ナノ 『N』 flying DOG(2013)

kzにしては珍しくロック色の強い“BE FREE (WITH MUSIC)”でタッグを組んだのは、ニコ動で頭角を現した性別不明のバイリンガル・シンガー。主役の力強いヴォーカルとブロステップ風の起伏の激しい展開が熱い!

 

4. 嵐 『Popcorn』 J Storm(2012)

数あるkzワークのなかでもいちばん驚かされたのはコレ? 嵐のラップ担当=櫻井翔のソロ曲“Fly on Friday”で編曲を手掛け、どこまでも上昇するようなアレンジで金曜の夜のワクワク感を演出している。

 

5. クラムボン 『Rough & Laugh』 avex trax(2012)

アニメ「しろくまカフェ」の主題歌として書き下ろされたトリオ史上屈指のキラメキ・ポップソングを、持ち前の色彩豊かで高密度な打ち込みでより華やかに改編。ビートが加速する中盤からの高まり具合は反則級!

 

6. Yun*chi 『Yun*chi』 クラウン(2012)

きゃりーぱみゅぱみゅと同じ事務所に所属するヴォーカリストのデビュー作には、本人からの直接の依頼でリード曲“Reverb*”と“Believe*”の2曲を提供。透明感溢れるキャンディー・ヴォイスを煌めくメルヘン・サウンドで好サポート!

 

7. 中川翔子 『nsum〜中川翔子がうたってみた!〜』 ソニー(2012)

ヒャダインら気鋭のクリエイターとのコラボ作であるしょこたんのミニ・アルバムに書き下ろした“Discovery”は、その曲構成や世界観がまるで“Tell Your World”と共鳴するような逸曲。春っぽいストリングスも麗しい。

 

8. ClariS 『Birthday』 ソニー(2012)

もともとアリス☆クララ名義で〈歌ってみた〉活動をしていた彼女たちの初オリジナル曲を手掛けたのがKz。このファースト・アルバムでもメジャー・デビュー曲“irony”をはじめ3曲を提供し、2人が体現するカラフルでポップな世界に貢献している。

 

9. RAM RIDER 『Audio Galaxy Rider vs Stars!!!』 クラウン(2012)

フロアライクなポップスを紡ぐアーティストの先輩格とも言えるRAM RIDERの最新作において、MEGが作詞&歌唱で参加した“非実在ボーイ”のアレンジを担当。眩いエレクトロ・ポップに複雑な乙女心が絡み合って胸キュン!

 

10. 元気ロケッツ 『GENKI ROCKETS II -No border between us- Repackage』 ソニー(2012)

RE:NDZ名義でのDJ活動やリミックス仕事でも知られるkz。この元気ロケッツの2作目のリパッケージ盤では、ハウシーな“Touch me”をさらにアップリフティングな完全クラブ仕様に仕立ててフロアをロック!

カテゴリ : インタビューファイル

掲載: 2013年04月17日 12:15

更新: 2013年04月17日 12:15

ソース: bounce 353号(2013年3月25日発行)

ディスクガイド/北野 創

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