TYPE O NEGATIVEのフロントマンが急逝

タイプ・オー・ネガティヴのフロントマンとしてゴシック・メタル・シーンを牽引してきたピーター・スティールが、4月14日に死去した。享年48歳。

これはバンドのオフィシャルサイトにて発表されたもの。2007年の『Dead Again』に続くニュー・アルバムの制作途中に訪れた、突然の不幸であった。死因については現在も調査中とのことだが、心臓に何らかの問題があったものと見られている。葬儀は近親者のみを集めて執り行われるとのこと。バンドの存続や、彼が死の直前に遺していたと思われる新曲の行方についてはまだ発表されていない。

62年1月4日にNYはブルックリンにて生まれたスティールは、幼なじみと共にタイプ・オー・ネガティヴを結成し、91年に『Slow, Deep And Hard』でデビュー。彼はヴォーカルとベースを担当し、とりわけオペラ歌手のように荘厳かつ重厚な歌声は、バンドのダークな世界観を体現する唯一無二のものであった。