BAUHAUSとJAPANのメンバーから成るバンド、DALI'S CARが再始動
バウハウスのヴォーカリストとして知られるピーター・マーフィーと、ジャパンのベーシストだったミック・カーンが80年代に結成したグループ、ダリズ・カー。有名バンドのメンバーがタッグを組んだことで話題を呼んだものの、わずかな期間しか活動しなかった彼らが、ニュー・アルバムの制作を計画していることがあきらかとなった。
海外の音楽メディア〈Slicing Up Eyeballs〉によると、マーフィーは自身のFacebookでカーンと共にダリズ・カーのアルバムに着手することを発表。さらにTwitterで9月から制作をスタートさせると宣言した。マーフィーとカーンが顔を合わせるのは27年ぶりのことで、リリースが実現すれば84年に発売された唯一のアルバム『The Waking Hour』以来のフル作品となる。なお、エレクトロニクスやパーカッションを担当していたもうひとりのメンバー、ポール・ヴィンセント・ローフォードについては触れられていない。
カーンは今年3月に最新ソロ・アルバム『The Concrete Twin』を発表したが、6月には癌に侵されていることを公表。健康状態が気になるところだが、ファンは四半世紀ぶりに届けられるダリズ・カーの新作を楽しみに待とう。