USのヴェテラン・ソウル・シンガー、SOLOMON BURKEが死去
キング・ソロモンの愛称で知られるUSのソウル・シンガー、ソロモン・バークが10月10日、オランダ・アムステルダムのスキポール空港にて死去した。享年70歳。バークは12日にアムステルダムでライヴを行うため、LAから飛行機に搭乗したが、同機がスキポール空港に到着したときには亡くなっていたという。死因はあきらかとなっていない。
40年にフィラデルフィアで生まれたバークは、50年代よりシンガーとしてのキャリアをスタートさせ、60年代初頭にアトランティックと契約。“Just Out Of Reach”やローリング・ストーンズのカヴァーで知られる“Cry To Me”といったヒット曲を放ち、ゴスペル仕込みの迫力ある歌唱でソウル/R&Bシーンを代表するアーティストとしての地位を確立した。70年代以降も精力的に活動を続け、2001年には〈ロックの殿堂〉入りを果たし、2002年作『Don't Give Up On Me』ではグラミー賞を獲得。今年の5月と6月には待望の初来日公演を行ったばかりだった。
謹んで故人のご冥福をお祈りいたします。