ニュース詳細

元JAPANのベーシスト、MICK KARNががんのため死去

 

元ジャパンのメンバーとしても知られるベーシストのミック・カーンが1月4日、がんのためロンドンの自宅で亡くなった。享年52歳。オフィシャルサイトでの発表によると、カーンは同日の16:30に、家族や友人らが見守るなか息を引き取ったとのこと。彼は昨年6月にがんであることを公表していた。

58年にギリシャのキプロス島で生まれたカーンは、学生時代にデヴィッド・シルヴィアンとスティーヴ・ジャンセンの兄弟に出会い、74年にジャパンを結成。グラム・ロックやパンク、ニューウェーヴなどを採り入れたサウンドで人気を博したほか、その化粧を施した独特のファッションも注目を集め、後のニューロマンティックといったムーヴメントにも影響を与えた。82年にバンドが解散した後はソロ・アーティストとして活躍し、元バウハウスのピーター・マーフィーとのユニットであるダリズ・カーをはじめ、さまざまなユニット名義でも活動を行っていた。

謹んで故人のご冥福をお祈りいたします。

カテゴリ : ニュース

掲載: 2011年01月05日 13:55

更新: 2011年01月05日 13:56