ROCK'A'TRENCHがDANIEL POWTERとコラボ! 新作の初回盤に収録
Photo by YOSHIHARU OTA
ニュー・アルバム『Bohemia』の発売を9月7日に控えるROCK'A'TRENCHが、カナダ出身の人気シンガー・ソングライターであるダニエル・パウターとコラボレーションしたことがあきらかとなった。
これは『Bohemia』の〈初回限定盤B〉の特典DVDに収録される、スタジオでのアコースティック・ライヴにて実現したもの。以前からダニエルのことをリスペクトしていたというROCK'A'TRENCHのメンバーが、ライヴ映像を収録する際に彼と何かできないかと考えて打診したところ、ダニエルから快諾を得て共演する運びになったという。彼らがセッションしたのはアルバム本編にも収められている“Yeah Yeah Yeah”という楽曲で、演奏はROCK'A'TRENCHのメンバー5人が向き合う円陣のなかにダニエルが加わるかたちで行われたとのことだ。今回のコラボについて、両者は以下のコメントを寄せている。
「彼らとのコラボは本当にアメージングな経験だったよ。彼らは結束力も強く、本当に良いバンドだよ。一緒にいい音も出せたしね。共演するに当たって、相手のことがあまり分からないで曲を演奏することもあるんだけど、彼らの場合はレコードと全く同じレヴェルの演奏力があって、僕もすぐに曲に入ることができたんだ。彼らは本当に演奏力が優れていて、共演した曲(“Yeah Yeah Yeah”)は本当に良い曲だと思った。共演ができて、本当に光栄だよ。一番今回僕が気を付けたのは、ROCK'A'TRENCHの音楽はすでに完璧だったから、あんまり出しゃばって、別の色を音楽に付けたくなかったんだ。バンドに合わせるように演奏したつもりだよ」(ダニエル・パウター)。
「ダニエルと音を出してすぐ分かったのが、彼は職人的なミュージシャンだということ。決して器用で、セッションを楽々こなすタイプではない人だった(自分も同じタイプだからよく分かる)。だからこそ、今回共演をしてくれたことに感謝するし、手癖やセオリーで合奏するだけでは無い音楽が作れたと思う。別れ際、また一緒に音楽を創りたいねと話し、その二日後には彼から〈アイディアがたくさんあるからいつでも言ってくれ〉とメールが届いた。本当に最高なピアノマンだった」(山森大輔/ROCK'A'TRENCH)。
このパフォーマンスの様子は、〈MUSIC ON! TV〉で9月上旬にオンエアされる予定の特別番組「SELECT Special All of the ROCK'A'TRENCH ~2nd Album Bohemia~」で紹介されることも決定している。同番組では撮り下ろしのライヴや対談、プロデューサーのいしわたり淳治らへのインタヴューも放送される予定なので、気になる人はぜひチェックしよう!