ルドルフ・バルシャイ ショスタコーヴィチ: 交響曲全集(2024年リマスター)<タワーレコード限定> SACDハイブリッド9枚組 2024年12月21日発売
タワーレコード・オリジナル企画盤 Brilliant Classics x TOWER RECORDS
海外レーベルと直接制作した輸入盤SACDをリリース。
理想のマスタリングを実現 タワー限定企画 SACD復刻盤 優秀録音
バルシャイ生誕100年記念企画 世界初SACD化
金字塔であるバルシャイ屈指の大ベストセラーが遂にSACD化!ショスタコーヴィチの神髄に迫った超絶名演!優秀録音盤。今回の発売のためにレーベル所蔵のU-Maticで記録されたマスターテープから新規で復刻
・バルシャイ&ケルン放送響他/ショスタコーヴィチ:交響曲全集 <1992-2000年録音>
Brilliant Classics原盤のアーカイヴの中から演奏・録音ともに卓越したアルバムを
SACDハイブリッド盤で復刻。オリジナル・デジタル録音におけるピュア・アナログ・リマスタリング
ダイレクトDSD化により新規で良質のハイレゾ音源を最善の状態で提供
<仕様>:輸入盤SACDハイブリッド、クラムシェルBOX仕様、盤面:緑色仕様、最新デジタル化とマスタリング(SACD層、CD層別個)、本国のオリジナル・マスターテープを使用しダイレクトにDSD化。日本語帯付。帯裏面に解説を掲載
本国オリジナル・マスターテープからの新規マスタリング
輸入盤特別価格 9枚組14,990円(税込)
音源:Briliant Classics マスタリング・エンジニア:クリストフ・スティッケル氏
2024年12月21日(土) リリース予定
企画・販売:TOWER RECORDS 制作・発売:Brilliant Classics 協力: JAPAN PUBLICATIONS TRADING
今回初めてBrilliantレーベルとのSACDハイブリッド盤を発売します。同レーベル随一のベストセラーであるばかりでなく、今では多くあるショスタコーヴィチの交響曲全集の中でもその演奏クオリティの高さと優秀録音で知られるバルシャイ指揮の名演を、さらに音質をブラッシュアップして高音質盤でお届けします。2024年はバルシャイの生誕100年であり、来る2025年はショスタコーヴィチ没後50年となる節目に、この超強力盤をタワー限定企画盤として満を持してリリースいたします。SACD化にあたっては、従来ETERNAの企画でもマスタリング・エンジニアとして参画しているクリストフ・スティッケル氏のよる入念な工程を得て、製品化を行いました。デジタル録音からのSACD化は、ETERNA音源を用いて既に実用化済ですが、今回は元々素晴らしい録音であることもあり、従来を超えるクオリティの音質を実現しました。SACD化により、最新録音と間違うかのようなクオリティの実在感ある音質をぜひ体験ください!
エンジニアであるスティッケル氏によるマスタリング含め、現況で最高のパッケージを目指しました。復刻にあたってはプロセスを重要視し、従来通り自然な音質を心掛けています。今回の発売のために本国のオリジナル・マスターテープから専任のマスタリング・エンジニアであるウィーン在住のクリストフ・スティッケル氏がデジタル化&マスタリングを行った上で、最良の形としてリリースいたします。
<マスタリング詳細> “オリジナル・デジタル録音におけるピュア・アナログ・リマスタリング"
●本国所蔵のU-Maticで記録されたマスターテープからデジタル音源を抽出後、アナログ領域でリマスタリング
●SACD層:上記を経てDSDにダイレクト・コンバート
●CD層:同様に上記を経て44.1kHz/16bit化
●それぞれのデジタルデータは伝送ではなく、光学ディスクで空輸
●マスタリング・エンジニア(DSD化含む):クリストフ・スティッケル氏
~在ウィーン。ミュンヘン・フィル自主制作盤のマスタリングや、タワー企画盤JAZZのECM SACD企画(2017~)も担当。現在ヨーロッパでもっとも信頼の厚いエンジニアのひとり
●クリストフ・スティッケル氏からのメッセージとマスタリング詳細:
“Pure analog ReMastering of the original BRILLIANT CLASSICS digital tapes for SACD"
The goal of refurbishing these original master tapes is not to make these wonderful recordings sound like today's music but catching as much sound and musical information from these tapes as possible.
The individual U-Matics are recorded over with this set-up:Sony - DMR 2000 or 4000 Digital - Digital Mastering Recorder,Sony - PCM 1630 - PCM Concerter,Sony - DTA -2000 Digital Tape Analyser
Several runs are necessary during which the machine is set exactly to the individual tape. This ensures error-free playback with maximum sound quality. Re-mastering is done in a purely analogue way. The aim is to retain as much tonal and musical information, overtones and spatial depth as possible. Without altering the original recording.
The analogue signal is then converted directly to DSD. Either with Mytec "Brooklyn ADC" - DSD Converter or Grimm "AD1" - DSD Converter.
Christoph Stickel
“BRILLIANT CLASSICS オリジナル・デジタル・テープからのピュア・アナログ・リマスタリング“
これらのオリジナル・マスターテープの復元における到達点は、これらの素晴らしい音楽をあたかも新録の音源のように変えてしまうのではなく、このマスターテープに記録されている音そのものと音楽的な情報を可能な限り捉えることにあります。
個々のU-Matic(デジタル・テープ)は、次の機材を用いてマスタリングされます:Sony - DMR 2000 or 4000 Digital,- Digital Mastering Recorder,Sony - PCM 1630 - PCM Concerter,Sony - DTA -2000 Digital Tape Analyser
テープを正確にセッティングするには複数回実行する必要があります。これにより最高の音質でエラーのない再生が保証されます。また、元の録音からできるだけ多くの音色と音楽情報、倍音、空間の深さを引き出すために、全ての作業は純粋なアナログ方式で行われます。
その後、アナログ信号はMytec "Brooklyn ADC"- DSD ConverterかGrimm"AD1"- DSD Converterのいずれかを用いて直接 DSD に変換されます。
クリストフ・スティッケル
*尚、下記商品の仕様、発売日等は予告なく変更する場合がございます。
ショスタコーヴィチ:交響曲全集(2024年リマスター) (SACDハイブリッド)
ルドルフ・バルシャイ、ケルン放送交響楽団、他
[97630 (9SACDハイブリッド) 輸入盤特別価格14,990円(税込)]
【収録曲】【録音】ドミートリイ・ショスタコーヴィチ:交響曲全集
<DISC1>
1. 交響曲 第1番 ヘ短調 Op.10
2. 交響曲 第2番 ロ長調 Op.14 『10月革命』
3. 交響曲 第3番 変ホ長調 Op.20 『メーデー』
Recording: 30 September-3 October 1994(No.1,3),23 January 1995(No.2)
<DISC2>
4. 交響曲 第4番ハ短調 Op.43
Recording:16,24 April & 24 October 1996
<DISC3>
5. 交響曲 第5番 ニ短調 Op.47
6. 交響曲 第12番ニ短調 Op.112『1917年』
Recording:3,8 July 1995 & 7,26 April 1996,(No.5),11,15 September 1995(No.12)
<DISC4>
7. 交響曲 第7番 ハ長調 Op.60 『レニングラード』
Recording: September 1992
<DISC5>
8. 交響曲 第8番 ハ短調 Op.65
Recording:14 March 1994 & 16 October 1995
<DISC6>
9. 交響曲 第9番 変ホ長調 Op.70
10. 交響曲 第11番 ト短調 Op.103 『1905年』
Recording:12,14 July & 14 September 1995 & 26 April 1996(No.9), 3,7 May 1999(No.11)
<DISC7>
11. 交響曲 第6番 ロ短調 Op.54
12. 交響曲 第10番 ホ短調 Op.93
Recording: 7,20 October 1995(No.6),15,24 October 1996(No.10)
<DISC8>
13. 交響曲 第13番 変ロ短調 Op.113 『バビ・ヤール』
Recording: 11,14 September 2000
<DISC9>
14. 交響曲 第14番 ト短調 Op.135 『死者の歌』
15. 交響曲 第15番 変ホ短調 Op.144
Recording: 1999,2000(No.14),15,20 June 1998(No.15)
【演奏者】
セルゲイ・アレクサーシキン<Bs>(No.13)、 アラ・シモーニ<S>(No.14)、 ヴラディーミル・ヴァネーエフ<Bs>(No.14)
モスクワ・アカデミー合唱団(No.13)、 ケルン放送合唱団(No.2&3)
ケルン放送交響楽団
ルドルフ・バルシャイ(指揮)
【録音場所】
ケルン、フィルハーモニー
【Original Recordings】
Producer: Christoph Held(No.1,2,3,4,5,6,7,8,9,10,11&12)、Heiner Müller-Adolphi(No.7&8)、 Hans-Martin Höpner(No.13,14&15)
Sound Engineer: Siegfried Spittler
【マスタリング・エンジニア】
クリストフ・スティッケル
【原盤】
Brilliant Classics
<バルシャイ生誕100周年記念企画>
金字塔であるバルシャイ屈指の大ベストセラーが遂にSACD化!ショスタコーヴィチの神髄に迫った超絶名演!優秀録音盤。今回の発売のためにレーベル所蔵のU-Maticで記録されたマスターテープから新規で復刻!
ショスタコーヴィチ録音史に残る金字塔であるバルシャイ指揮の交響曲全集を初めてSACDハイブリッド化。今回の発売のためにBrilliantレーベル所蔵のUマチックのデジタル・マスター・テープを再生しアナログで一旦収録後、アナログ領域でマスタリングを行いました(詳細過程は別途参照)。この工程は既にBerlin Classics原盤のデジタル録音のSACD化企画でも採用済で、初期デジタル音源をSACD化する作業においては現況で手間と時間のかかる方式を採用しています。元々優秀録音のこの全集が、さらなる高音質音源としてSACDで生まれ変わりました!容量の拡大とクリストフ・スティッケル氏による丁寧なマスタリングがこの盤の評価をさらに高めるでしょう。尚、従来のCDでは11枚組でしたが、今回のSACDハイブリッド盤では9枚に収録しています。
ルドルフ・バルシャイ(1925-2010)が1992年から2000年にかけてケルン放送交響楽団とセッション収録を行ったショスタコーヴィチの全15曲の交響曲録音は、リリース以来爆発的なセールスを記録し続けている屈指の名盤です。輸入盤でしかも枚数の多い全集にもかかわらずここまでの大ベストセラーとなったのは価格的に求めやすい設定ということがあったにせよ、やはり内容が大きいです。バルシャイが第14番の初演者というばかりでなく、いわゆる雪解け後の'90年代にショスタコーヴィチを始めとした旧ソ連時代の作品の受容と演奏頻度が増したこと、マーラー・ブームに続き大オーケストラ作品の需要が高まっていた時期に、レベルの高い演奏でかつ録音も素晴らしいこの全集が売れないはずはありませんでした。加えて、西側でひとつのオーケストラにより集中的に収録されたことで個々の曲のクオリティのバラツキが少ないこと、そしてケルン放送交響楽団の機能性の高さ、何よりバルシャイ自身の音源が西側に亡命したことにより当時極端に少なかったことも影響していると思われます。各曲の解釈はお墨付きであり、それに応えるオケの精度の高さやそれをシンプルに捉えた録音の優秀さも特筆される要素です。元々はケルン放送とオケによる企画として1992年の第7番からスタートした録音は12曲が収録されましたが、バルシャイは自費で第13番から15番までの3曲を2000年にかけて収録し、全15曲が完成しました(初期収録の2曲以外でプロデューサーがこの3曲のみ異なるはこの理由のため)。
尚、この企画は従来ETERNAのアナログ録音を中心にSACD化を進めてきましたが、デジタル録音を他レーベルに大幅に遅れて1985年以降くらいから導入してきた音源の中にも高音質化に相応しい録音が多くあることから、アナログ録音と同様にクリストフ・スティッケル氏によるマスタリングを導入した次第です。氏のマスタリング手法はデジタル音源であっても工程はアナログ録音との相違はそれほどなく、元々の本国所蔵のオリジナルの「U-Maticテープ」(現在再生できる設備は世界的にも非常に少なくなっています)からあえて一旦アナログ化を行った上で、その後は従来通りアナログ領域においてリマスタリングを行う方法を採用しています。これにより、元マスターの記録方法は異なるとは言え、従来のアナログ・マスターでのマスタリングと比較し違和感なくSACD化を行うことができました。その音質をぜひ、ご確認ください。
今回の復刻に際して、マスターテープはレーベルからウィーン在住のマスタリング・エンジニアであるクリストフ・スティッケル氏のスタジオに空輸し、アナログ領域でのマスタリングを行った上で、デジタル化にあたってはSACD層用のDSD化とCD層用のPCM化を別系統で行い製品化。今回の復刻に限らずこの企画では、日本にある本国からのコピーマスターからではなく、本国のオリジナルのマスターテープに遡ってマスターを一から作り直していますので、良質なテープのコンディションを基にした一世代上の品質を存分に味わうことができます。現在考えられる限りの理想的な方法でのマスタリングを実現しました。その効果は著しく、マスターテープに残されていたクオリティを極めて忠実に再現することが可能となり、さらにアナログ領域のみでのマスタリングとダイレクトDSD化が、より音質的に効果をもたらしています。従来と比較して驚くほど鮮明で解像度が高くなったことにより、演奏に対する更なる評価が期待できるほどの出来です。
<マスタリング詳細>マスタリング・エンジニア(DSD化含む):クリストフ・スティッケル氏
~在ウィーン。ミュンヘン・フィル自主制作盤のマスタリングや、タワー企画盤JAZZのECM SACD企画(2017~)も担当。 現在ヨーロッパでもっとも信頼の厚いエンジニアのひとり
“オリジナル・デジタル録音におけるETERNAピュア・アナログ・リマスタリング"
本国所蔵のU-Maticで記録されたマスターテープからデジタル音源を抽出後、アナログ領域でリマスタリング
SACD層:上記を経てDSDにダイレクト・コンバート
CD層:同様に上記を経て44.1kHz/16bit化
それぞれのデジタルデータは伝送ではなく、光学ディスクで空輸
※ タワーレコード限定販売。輸入盤仕様。ステレオ録音
※ 世界初SACD化。SACDハイブリッド盤。歌詞対訳なし
※ 2024年最新マスタリング音源使用(マスタリング・エンジニア:クリストフ・スティッケル氏)、
※ オリジナル・デジタル録音におけるBRILLIANT CLASSICSピュア・アナログ・リマスタリング(本国所蔵のU-Maticで記録されたマスターテープからデジタル音源を抽出後、アナログ領域でリマスタリング)
※ SACD層:上記を経てDSDにダイレクト・コンバート
※ CD層:同様に上記を経て44.1kHz/16bit化
※ クラムシェルBOX仕様(各DISCはスリップケース入り)
※ 盤印刷面:緑色仕様
※ オリジナルマスターから起因するノイズ、ドロップアウト等が一部にございますが、ご了承ください。
※ 日本語帯付(帯裏面に板倉 重雄の解説付)。解説書独文仕様
カテゴリ : タワーレコード オリジナル企画 タワー限定 ニューリリース | タグ : 高音質(クラシック) SACDハイブリッド(クラシック) ボックスセット(クラシック)
掲載: 2024年11月28日 12:00