LAメタルの雄、WARRANTのシンガーだったJANI LANEが遺体で発見
WARRANT 『Cherry Pie』ジャケット画像
“Cherry Pie(邦題:いけないチェリー・パイ)”など数々のヒットを飛ばしたUSのハード・ロック・バンド、ウォレントのヴォーカリストとして知られるジェイニー・レインが8月11日、LAのホテルにて遺体で発見されたと米ゴシップ・サイト〈TMZ.com〉が報じている。享年47歳。詳しい死因はあきらかとなっていない模様だ。
ジェイニーは80年代半ばにウォレントに参加し、躍動感溢れるポップなハード・ロック・サウンドやバラードを武器とする同バンドのシンガーとして活躍。90年のアルバム『Cherry Pie』などはビッグ・セールスを記録し、ポイズンやL.A.ガンズ、シンデレラらと共にLAメタルの中核として人気を集めた。しかしその後、ジェイニーはグループからの脱退と再加入を繰り返すことに。2008年にバンドを離れてからもソロでの活動を続け、昨年にはSHAM SHADEのトリビュート盤に“1/3の純情な感情”のカヴァーで参加するなどしていたが、飲酒運転で逮捕されることもしばしばだった。なお、ジェイニーの後任として元リンチ・モブのロバート・メイスンをシンガーに迎えたウォレントは、今年5月にニュー・アルバム『Rockaholic』を発表したばかり。
謹んで故人のご冥福をお祈りいたします。