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米ソウルの名コンビ、ASHFORD & SIMPSONのNICK ASHFORDが死去

 

ソングライター・チームとしても著名なUSのソウル・デュオ、アシュフォード&シンプソンのニック・アシュフォードが8月22日、NYの病院にて亡くなった。享年69歳。彼は以前より咽頭がんのため闘病生活を送っていたという。

42年にサウス・キャロライナで生まれたアシュフォードは、60年代初頭に相棒で後に妻となるヴァレリー・シンプソンと出会い、ソングライター・チームとしてのキャリアをスタート。66年にレイ・チャールズに提供したナンバー“Let's Go Get Stoned”がヒットを記録し、モータウンの専属チームとして契約を果たす。そこでマーヴィン・ゲイ&タミー・テレル“Ain't No Mountain High Enough”“Ain't Nothing Like The Real Thing”、ダイアナ・ロス“Reach Out And Touch (Somebody's Hand)”などのソウル・クラシックを書き、その後もチャカ・カーン“I'm Every Woman”といった数々の名曲を生み出した。また、それらの仕事と並行して自身らもデュオ・アーティストとして活動し、“Don't Cost You Nothing”“Found A Cure”“Solid”ほか多数のヒット曲を発表。2009年には待望の初来日公演を行い、日本のファンを喜ばせた。

謹んで故人のご冥福をお祈りいたします。

カテゴリ : ニュース | タグ : 訃報

掲載: 2011年08月23日 13:30

更新: 2011年08月23日 13:32