ノラ・ジョーンズ、2年半ぶり新アルバムはデンジャー・マウスとのタッグ作
今年でデビュー10周年を迎える人気シンガーのノラ・ジョーンズが、ニュー・アルバム『Little Broken Hearts』を今春にリリースすることがあきらかとなった。
今月にはミュージシャン仲間と結成したカントリー・バンドのリトル・ウィリーズとして新作『For The Good Times』を発表するなど、ソロ以外でも精力的な活動を展開している彼女。『The Fall』以来約2年半ぶり、通算5枚目のオリジナル・アルバムとなる本作では、ナールズ・バークレーのデンジャー・マウスをプロデューサーに起用。このコラボレーションは、デンジャー・マウスがダニエル・ルッピと共に制作した2011年発表のアルバム『Rome』にノラがゲスト・ヴォーカルとして参加したことから発展したもので、新作には2人の共作による書き下ろし曲が収められるという。これらの楽曲は昨秋にLAにあるデンジャー・マウス所有のスタジオで制作が進められ、ノラはピアノとキーボードとギター、デンジャー・マウスはドラム、ベース、キーボード、ストリングスのアレンジを担当するなど、ソングライティングや演奏といった大半の作業を2人で行ったとのこと。才能溢れる両者のコラボがどのような化学反応を起こしているのか楽しみなところだ。
なお、ノラは今年に大規模なツアーを予定しており、海外を含む各地の音楽フェスや、LAの有名な円形劇場であるハリウッド・ボウル、その他さまざまな会場でライヴを行うという。来日公演の実現にも期待しておこう!