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Calypso Rose(カリプソ・ローズ)のドキュメンタリー映画『カリプソ・ローズ』、2021年4月より日本初公開決定

Calypso Rose

人々に幸せを届けるために歌い続け、世界を飛び回る現役80歳のカリプソ歌手 Calypso Rose。強く生きる彼女の人生を描いたドキュメンタリー映画『カリプソ・ローズ』が、2021年4月23日より日本初公開される。

 

■あらすじ
2019年4月。世界でもっとも有名な野外フェス、コーチェラのステージに79歳で立った女性がいる。カリプソ・ローズ。半世紀以上もカリプソの女王として君臨し、西インド諸島の人々に深く愛されているシンガーだ。2011年に制作された『カリプソ・ローズ』は彼女の魂と音楽の軌跡を追ったドキュメンタリー。1940年にトバゴ島に生まれたローズは、15才からギターを片手に作詞作曲をはじめ、800曲以上も作った天才である。パリ、トリニダード&トバゴ、ニューヨーク、西アフリカのベナン共和国。音楽の旅を続ける彼女を追いながら、牧師の娘として生まれながらカリプソ・アーティストを志し、男性中心の音楽業界で名を上げるまでの苦労、歌詞に込める思い、そして結婚をしていない理由など、めったに語られなかった女王の秘密がつまびらかになっていく。ローズ個人の人生をひも解くうちに、トリニダード&トバゴが生んだカリプソとソカの背景、カーニバル文化の重要性や、アメリカやイギリスに移民するアフロ・カリビアンたちの生き方までも理解できる作りになっている。ナビゲート役はローズ本人。カリプソの大御所マイティ・スパロウや、ローズの開拓した道を歩む人気シンガー、デストラ、カリブ海の名門大学、西インド諸島大学の教授やスティール・パンの研究者、文化省大臣などがコメントを寄せて奥行きをもたせる。歴史に触れながら、スクリーンいっぱいに広がるカリブ海と街の色彩と、カリプソやレゲエ、スティール・パンの音色が旅情をそそる。カリプソ・ローズの魂のドキュメンタリーである本作は、カリブの文化や音楽に魅かれる人なら必ず見たい重要作だ。

池城美菜子 音楽ジャーナリスト/翻訳家

 

▼映画情報
『カリプソ・ローズ』
2021年4月23日(土)アップリンク吉祥寺を皮切りに、アップリンク京都等、全国順次公開
監督/脚本:パスカル・オボロ
プロデューサー:ジャン・ミッシェル・ジベ、フィリップ・ジヴァス
音楽ディレクター:ティエリー・プラネル
配給:LIME records
PR:KONTACTO EAST, LTD.
(C)Maturity Music / Dynamo Productions / T TFC
公式サイト:https://calypsorose.jp
Twitter:@calypsorose_jp
Facebook:@calypsorose.jp
Instagram:calypsorose.jp

 

▼リリース情報
Calypso Rose
12インチ・シングル・レコード
『Heavenly Sweetness Loves Calypso Rose』
NOW ON SALE


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カテゴリ : タワーレコード オンライン ニュース | タグ : 映画

掲載: 2020年12月18日 16:37