ASH RA TEMPEL(アシュ・ラ・テンペル)の創設者 Manuel Göttsching(マニュエル・ゲッチング/Gt)が逝去。享年70歳
ジャーマン・ロック・シーンの柱を作り上げた ロック・バンド ASH RA TEMPELの創設者 Manuel Göttsching(Gt)が亡くなったことが明らかになった。享年70歳。
Manuel Göttschingは1952年、ドイツ ベルリン生まれ。1970年にHarmut Enke(Ba)、Klaus Schulze(Dr)と共にASH RA TEMPEL(1977年にASHRAに改名)を結成、1971年にデビュー・アルバム『Ash Ra Tempel』をリリースしたが、同年9月にKlausが脱退。1972年に2ndアルバム『Schwingungen』を発表するも、1973年にはHartmutも脱退した。1975年にはManuel初のソロ・アルバム『Inventions For Electric Guitar』、1976年には2ndソロ・アルバム『New Age Of Earth』をリリース。1984年にソロ名義で発表した『E2-E4』は、テクノ/ハウス・シーンで大きな注目を集め、多くのアーティストにリミックス、サンプリングされた。2000年にはKlausと共にASH RA TEMPEL名義で再結成した。
今回の訃報を受け、SNSでは追悼のコメントが寄せられている。
RIP Manuel Gottsching https://t.co/1bv2rUFmGt
— Yannis Philippakis (@YnnsPhilippakis) December 12, 2022
rest in power Manuel Göttsching pic.twitter.com/E34xV8281L
— anton newcombe (@antonnewcombe) December 12, 2022
RIP Manuel Göttsching, the most futuristic guitarist pic.twitter.com/o6hilTe67m
— Shuja Haider (@shujaxhaider) December 12, 2022
Rest In Peace Manuel Gottsching. An absolutely legendary guitar player. A true great. https://t.co/ezCqNBThEL
— stuart braithwaite (@plasmatron) December 12, 2022
心よりご冥福をお祈りいたします。
E2-E4
後にトランス、ハウス系アーティストに再評価され神格化された1984年のソロ名義作品。ミニマル~チルアウト系ミュージックの先駆的作品として語り継がれる名作。
NEW AGE OF EARTH
『E2-E4』と並んでゲッチングの最高傑作とされる1976年作品。暖色系のヘヴンリーな空間を生み出すことに成功した、繊細で美的な名盤。
INVENTIONS FOR ELECTRIC GUITAR
ゲッチング・サウンドの原点ともなった1975年の記念すべき初ソロ作品。アシュ・ラ・テンペルのサウンドとは一線を画し、ミニマル音楽を基にギターの手法に新しいジャンルを築いたアルバム。
カテゴリ : タワーレコード オンライン ニュース
掲載: 2022年12月13日 18:30