DEF LEPPARD(デフ・レパード)、代表作『Pyromania』40周年記念盤4月26日リリース。未発表音源やビデオを追加収録
(C) Ross Halfin
DEF LEPPARDの代表作『Pyromania』の発売40周年を記念して、同作のデラックス・エディションが4月26日にリリースされることが決定した。
高品質リマスターが施され、アルバム11番目の楽曲である“No You Can't Do That”の未発表デモ音源など未発表音源やビデオが追加収録される。
1983年にリリースされた『Pyromania』は、DEF LEPPARDをロック界のレジェンドへと変貌させたアルバム。世界的ヒットを記録した“Photograph”、“Rock Rock”、“Rock Of Ages”などを収めた同作は、世界各国でプラチナ・ディスクに認定され、現在でもロック史上屈指のセールスを記録したアルバムとして知られている。また、同作は続く『Hysteria』と並んで、全米レコード協会によるダイヤモンド・ディスクの認定(米国内だけで1,000万セット以上のセールス)を受けており、これは現在の音楽業界においても類稀なる偉業である。
さらに、ギタリストのPhil CollenがPete Willisに代わって加入したのもこのアルバムの制作中のこと。つまり、同作はDEF LEPPARDの「黄金期」のラインナップが顔を揃えた記念すべき第1作である。
■Phil Collen(Gt) コメント
言うまでもなく、『Pyromania』は本当に特別なアルバムだ。俺を含む全員がMutt Langeと一緒に仕事をしたのはあれが初めてだったし、俺が素晴らしい友人のSteve Clarkと一緒にギターを弾いたのもあれが初めてだった。彼は、才能溢れる驚異的なギタリストだったんだ。俺はこのアルバムのことも、みんなで成し遂げた偉業についても心から誇りに思っている。
40周年という節目を記念してリリースされる今回のデラックス・エディションでは、リード・シンガーのJoe ElliottとRonan McHughがエグゼクティヴ・プロデューサーを務め、マスタリングはAndy Pearceが手掛けた。
■Rick Savage(Ba) コメント
グループを結成したばかりのころから、俺たちの目指すサウンドは明確だった。それは、「壁のようにそそり立つギターとドラムの音が、キャッチーなヴォーカルとそのメロディを支える」というものだ。そして、その構想をようやく実現できたのが『Pyromania』だった。このレコードが革新的と評価されたのはそこに特別な魅力があったからにほかならないけれど、その魅力はいまでも薄れていない。このアルバムの収録曲がファンに愛され続けていて、今もLEPPARDのセットリストの中心であり続けているのは、曲の質が高い何よりの証拠だよ。40年だって?? 40日も経っていないような感覚だね
デラックス・エディションを構成する4CDには、オリジナルのアルバム本編に加え、Joe Elliottの保管するテープの中から今回発掘されたディスク1枚分の未発表デモ音源、そして当時の重要なライヴ音源も収録される。さらにBlu-rayには、アルバム本編のアトモス・ミックス(Giles Martin監修)、5.1chサラウンド・ミックス、ニュー・ステレオ・ミックス、そしてインストゥルメンタル・ミックスを収録。そのほか、当時制作されたプロモーション・ビデオも5曲分収められる。
▼リリース情報
DEF LEPPARD
40周年記念盤
『Pyromania』
4月26日(金)リリース
カテゴリ : タワーレコード オンライン ニュース
掲載: 2024年03月04日 18:15