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【第2回】――Fairies

連載
ZOKKON -candy floss pop suite-
公開
2011/11/04   20:30
更新
2011/11/04   20:30
ソース
bounce336号(2011年9月25日発行号)
テキスト
インタヴュー・文/ピ〜ス!久保田


歌って踊れる7人の妖精が登場したよ!

 

左から、野元空(のもとそら:97年11月9日生)、下村実生(しもむらみき:98年10月22日生)、藤田みりあ(ふじた
みりあ:98年6月15日生)、伊藤萌々香(いとうももか:97年12月15日生)、林田真尋(はやしだまひろ:98年5月7日
生)、清村川音(きよむらかわね:98年6月2日生)、井上理香子(いのうえりかこ:96年5月29日生)。もう覚えたぜ!

 

街中を逆立ちしたまま〈I Love You!〉と叫びたくなっちゃうぐらい(←馬鹿でスミマセン)超期待のニュー・ヒロインがまたまた登場したぞ! その名はFairies。安室奈美恵、MAX、DA PUMP、SPEED、三浦大知、w-inds.などなど、男女問わずハイ・ポテンシャルな〈歌って踊れる〉パフォーマーを数多く輩出してきたヴィジョン・ファクトリーが送り出すこのグループは、日夜レッスンに励む100人以上のデビュー候補生のなかから選ばれた精鋭たち(全員が中学生!)。今年5月にこの7人が顔を揃え、その後、来たるべきデビューに向けて猛レッスンを重ねてきたのだ!

「レッスンのメニューでいちばんキツかったのは筋トレですね。あとは、個別にダンスの指導を受けているときに怒られて泣いちゃったこともあります」(空)。

そんなガンバリを経た7人が、このたびデビュー・シングル『More Kiss/Song for You』をいよいよお届け! R&Bテイストのメロウ・ポップになっている“More Kiss”は、典型的なアイドル・ポップにありがちなユニゾンの力押しではなく、メイン・ヴォーカルをしっかりと軸に立て、コーラスやフェイクを繊細に絡み合わせていくナンバー。〈キスしてもっとlike a baby♪ 一度だなんて言わないで♪〉——積極的な女子心を描いた歌詞の世界観も適度にオトナっぽく、クールなダンス・パフォーマンスと共にFairiesの個性を光らせているのだ!

「恋をした女性の切ない気持ちを歌っているので、いちばん最初に曲を聴いた時は歌詞の意味とかわからないところがあったんです。ダンスの時の表情作りは、先輩アーティストのビデオを観たりして研究しました!」(萌々香)。

“More Kiss”でメイン・ヴォーカルを担当しているのは萌々香ちゃんだけど、2曲目の“Song for You”ではメンバー全員がヴォーカルを披露。今後は、楽曲のテイストによって違ったメイン・ヴォーカルを立てていくこともあるそうで、そういった展望もひとえに7人のメンバーそれぞれが高いポテンシャルを持っているからこそ!……だよね。これはもう、マジにさせるグループだ!

「歌って踊れること、それを完璧にこなして、もっと表現力をつけて、可愛いだけじゃなくて格好良さも出していけたらなって」(理香子)。

「ヴァラエティーが大好きなので、いつか番組を持ちたいです。個人的にはモデルや女優の仕事とかもこなして、それをFairiesに還元したいですね」(萌々香)。

「私たちのパフォーマンスを観て、ダンス習いたいなって思ってもらえるようになりたい!」(みりあ)。

「目標はいろんな世代の人に愛されることです。TVのチャンネルを替えてどこを観てもFairiesってぐらいになったらすごいなって思います(ニッコリ!)」(空)。


▼Fairiesのデビュー・シングル『More Kiss/Song for You』(SONIC GROOVE)。

中身はジャケ違いで3タイプ!こちらは写真付きの〈Type-B〉ですよ!