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児玉麻里&桃姉妹、サラ&デボラ・ネムタヌ姉妹によるマルティヌーのピアノ&ヴァイオリン協奏曲集!(SACDハイブリッド)

マルティヌー

「チャイコフスキー・ファンタジー」(PTC5186579 / KKC5666)が大好評だった児玉麻里&桃姉妹デュオ。マルティヌーの協奏曲を集めたこのアルバム中で「2台のピアノのための協奏曲」を披露。

マルティヌーの作品はチェコのスプラフォン・レーベルが熱心に紹介を続けていますが、壮年期の大半をパリに暮らし「エコール・ド・パリ」のメンバーとして活躍したので、フランスの音楽家にとっても自国の音楽としての自負があるのでしょう、チェコの演奏陣とは異なる充実の演奏を繰り広げています。巨匠ローレンス・フォスターがマルセイユ・フィルを振り、協奏作品3点で爆演を繰り広げています。

児玉姉妹の奏する「2台のピアノのための協奏曲」は1943年の作。この後マルティヌーは作風を変え、チェコの民族色香るわかりやすいものになっていきますが、当曲はまだ兇暴で驚くほど複雑な様相を呈しています。ひたすらガンガン弾くと混沌の世界になってしましますが、児玉姉妹は神業的バランスと明晰さでマルティヌーが頭に描いていた音響を濁ることなく再現しています。非常な生命力に満ち、聴けばエネルギーをもらえます。

ヴァイオリンはフランスのサラ&デボラ・ネムタヌ姉妹による「2つのヴァイオリンのための協奏曲」こちらはずいぶん穏やかな作風になっていますが、マルティヌー自身ヴァイオリンに精通していたため複雑な重音やパッセージが多用された難曲となっています。ともにジェラール・プーレ門下のネムタヌ姉妹は正確かつ清潔に演奏。もともとルーマニアの家系で、マルティヌーのラプソディックな東欧色は好きだと述べています。
(キングインターナショナル)
【曲目】
マルティヌー:
1.2つのヴァイオリンのための協奏曲 H.329 (1950)
2.ヴィオラと管弦楽のためのラプソディ・コンチェルト (1952)
3.2台のピアノのための協奏曲 H.292 (1943)
【演奏】
サラ・ネムタヌ&デボラ・ネムタヌ(ヴァイオリン)[1]
マガリ・ドメス(ヴィオラ)[2]
児玉麻里&児玉桃(ピアノ)[3]
ローレンス・フォスター(指揮)
マルセイユ・フィルハーモニー管弦楽団
【録音】
2017年6月20-30日、フリシュ・ラ・ベル・ド・メ(マルセイユ)

カテゴリ : ニューリリース | タグ : 高音質(クラシック) SACDハイブリッド(クラシック)

掲載: 2018年03月06日 00:00