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日本を代表するハープ奏者、吉野直子の自主レーベル第4弾!『ハープ・リサイタル4~武満・細川・吉松・ケージ・サティ』(UHQCD)

吉野直子

日本語&英語解説付
凝縮された時間の中に、宇宙へと拡がる多様な世界を表現!

吉野直子の自主レーベル“grazioso”からの4枚目となるアルバムでは、20世紀後半以降の作品を中心に集めました。

『核となるのは、ハインツ・ホリガー、細川俊夫、武満徹、ジョン・ケージ、そして吉松隆の作品です。ホリガーが優れたハープ奏者である妻ウルスラのために書いた「セクエンツィア」は、無駄な音をすべてそぎ落としながらも豊かで多彩な表情をもつ作品です。
それに続く細川俊夫の「回帰II」は、2001年に初演させていただいたハープ協奏曲「回帰」のソロ・ハープ版です。ゆったりと流れる凝縮された時間の中に、宇宙や海の無限に拡がっていく世界が表現されています。
武満徹の「スタンザII」では、ハープがあらかじめ録音されたテープと共演します。一見機械的に処理されたような音の中にも、武満さんならではの世界が広がります。
ケージ30歳代の作品である「ある風景の中で」は、淡々と進む曲想の中にもケージ独特の世界観がとても印象的です。
2006年に初演させていただいた吉松隆の「ライラ小景」は、5つの小曲からなる組曲で、宇宙と星、そしてそこに関わる人間への優しい眼差しが物語のように表現されています。
これらの核となる作品をつなぎ合わせる役目として、サティの「3つのグノシエンヌ」を合間に挟みこみました。
アルバムを締めくくるのは、ハープと関係が深いウェールズ出身の作曲家ウィリアムズによる、「ヒラエス〔郷愁〕」です。ひとつの大きな物語を作るような感覚で、このアルバムを構成しました。いろいろな聴きかたをしていただければ、嬉しく思います。(吉野直子)』

「ハープ・リサイタル~その多彩な響きと音楽」(GNY 701)、「ハープ・リサイタル2 ~ソナタ、組曲と変奏曲」(GNY 702)、「ハープ・リサイタル3~バッハ・モーツァルト・シューベルト・ブラームス 他」(GNY 703)も好評発売中。いずれもレコード芸術特選盤です。

本ディスクは原盤音質を極限まで再現する新技術であるUHQCD(Ultimate Hi Quality CD)が用いられております。
(キングインターナショナル)

『吉野直子/ハープ・リサイタル4~武満・細川・吉松・ケージ・サティ』
【曲目】
1.エリック・サティ(1866-1925):グノシエンヌ第1番
2.ハインツ・ホリガー(1939-):「ヨハネ福音書」第1章32節によるセクエンツィア
3.細川俊夫(1955-):回帰 I
4.エリック・サティ:グノシエンヌ第2番
5.武満徹(1930-1996):スタンザ I(I ハープとテープのための)
6.ジョン・ケージ(1912-1992):ある風景の中で
7.エリック・サティ:グノシエンヌ第3番
8-12.吉松隆(1953-):ライラ小景 作品99
【ⅰ.プロローグ+ⅱ.ダンス+ⅲ.モノローグ+ⅳ.ワルツ+ⅴ.エピローグ】
13.グレイス・ウィリアムズ(1906-1977):ヒラエス〔郷愁〕
【演奏】
吉野直子(ハープ)
【録音】
2018年7月&9月、軽井沢[セッション録音]

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2019年01月21日 00:00