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世界初録音!ヤンソンス&バイエルン放送響によるヴォルフガング・リームの“レクイエム・シュトローフェン”(SACDハイブリッド)

リーム

既に70年以上の歴史を持つドイツの国際的な現代音楽祭ムジカ・ヴィヴァより委嘱、初演されたヴォルフガング・リーム畢生の大作レクイエムのライヴCD。

正式なタイトルは「レクイエム・シュトローフェン」といい、シュトローフェンのstrophには「詩」「ひとつの連なり」という意味があり、また語尾にenをつけたstrophenには「災害」という意味があり、おそらくリームは二重三重の意味をタイトルと内容に込めたと思われます。

全体は4部から構成されテキストには伝統的な典礼で歌われる祈祷文「キリエ」「ラクリモサ」「サンクトゥス」「アニュス・デイ」「詩篇」のほか、曲のエピローグに20世紀ドイツの作家、詩人ハンス・ザール(1902-1993)の詩「strophen(災害)」が使われています。
ザールはユダヤ系文学者として両次世界大戦と東西冷戦の時代を生き抜き反ファシストの立場から執筆活動を行ってきました。こうしたことからこのリームのレクイエムは戦争の世紀であった20世紀全体を悼むような性格を持っています。

1980年代より新ロマン主義の若き旗手として華々しく登場したリームも今年67歳。かつての尖った荒々しさは影を潜め、その表現は悠々とした大河のようなたずまいを見せています。
21世紀前半を代表するレクイエム、巨匠マリス・ヤンソンスの共感溢れる渾身の棒さばきも大いに聴きものです。
(東武ランドシステム)

『ムジカ・ヴィヴァ・ミュンヘンVol.32~リーム:レクイエム・シュトローフェン』
【曲目】
ヴォルフガング・リーム(1952-):レクイエム・シュトローフェン(2015/2016) 世界初録音!
[第1部]
1. I.イニシャル(3:03)
2. II.(7:13)
3. III.キリエ(3:15)

[第2部]
4. IV.ソネット1(3:50)
5. V.a.詩篇(8:03)
6. VI.ソネット2(3:51)
7. V.b.詩篇(6:40)
8. VII.ソネット3(4:17)

[第3部]
9. VIII.(6:15)
10. IX.ラクリモーサ1(4:28)
11. X.サンクトゥス(4:56)
12. XI.(2:52)

[第4部]
13. XII.ラクリモーサ2(8:41)
14. XIII.アニュス・デイ(4:34)
15. XIV.エピローグ(シュトロフェン)(6:57)

【演奏】
マリス・ヤンソンス(指揮)
バイエルン放送交響楽団
バイエルン放送合唱団
モイツァ・エルトマン(ソプラノ)
アンナ・プロハスカ(ソプラノ)
ハンノ・ミュラー=ブラフマン(バリトン)

【録音】
2017年3月31日、ムジカ・ヴィヴァ・コンサート(ライヴ)

カテゴリ : ニューリリース | タグ : 高音質(クラシック) SACDハイブリッド(クラシック)

掲載: 2019年01月22日 00:00