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石坂団十郎も参加!DUXレーベルのペンデレツキ/協奏曲集Vol.8&9

ペンデレツキ

ポーランドの巨星、墜つ。
追悼。ペンデレツキの協奏曲集Vol.8&9!
第9巻には石坂団十郎も参加

去る3月29日に86歳でこの世を去った現代のポーランド楽壇を代表する巨匠クシシュトフ・ペンデレツキ(1933-2020)。ペンデレツキが作曲した数々の「協奏曲」を網羅するために、ポーランドのレーベル「DUX(ドゥクス)」が進めてきた協奏曲シリーズの第8巻と第9巻が登場します。
(タワーレコード)

 

ペンデレツキ

「DUX(ドゥクス)」のペンデレツキ協奏曲シリーズの第8巻は「ソロ楽器のアレンジ」がテーマ。
2012年に作曲された「ヴァイオリンとヴィオラ、またはチェロのための二重協奏曲」を今回もソリストを務めているポーランド屈指のアコーディオン奏者、マチェイ・フラキエヴィチが2018年にソロ・パートをアコーディオン用にアレンジしたバージョンを収録。
対して1992年の作曲後、1995年に改定された「フルートと室内オーケストラのための協奏曲」は、ポーランド内外のコンクールにおける多数の受賞歴を持つ期待のサクソフォニスト、バルトウォミェイ・ドゥスが2017年に編曲を施したソプラノ・サクソフォン版。
作曲者本人からその仕上がりに称賛が贈られたというアコーディオン、ソプラノ・サクソフォンのための協奏曲の録音のリリースは、きっと天国のペンデレツキも喜んでいることでしょう。
(東京エムプラス)

ペンデレツキ:協奏曲集 Vol.8 ―― アコーディオン協奏曲(マチェイ・フラキエヴィチ編曲によるアコーディオン版/原曲:ヴァイオリンとヴィオラ、またはチェロのための二重協奏曲)/フルートと室内オーケストラのための協奏曲(バルトウォミェイ・ドゥス編曲によるソプラノ・サクソフォン版)

マチェイ・フラキエヴィチ(アコーディオン)
バルトウォミェイ・ドゥス(ソプラノ・サクソフォン)
イェジー・セムコフ・ポーランド・シンフォニア・ユヴェントゥス管弦楽団
クシシュトフ・ペンデレツキ(指揮)、マチェイ・トヴォレク(指揮)

※録音:2018年12月30日&2019年12月11日-18日、ヴィトルト・ルトスワフスキ・ポーランド放送コンサート・スタジオ(ワルシャワ、ポーランド)


ペンデレツキ

協奏曲シリーズの第9巻となる「チェロ協奏曲集」には、キャリアの初期にあたる1964年に作曲された2楽章形式の「チェロとオーケストラのためのソナタ」、そして中期の1982年の作品である「チェロ協奏曲第2番」の2作品を収録。
作曲者ペンデレツキ自身(とアシスタントとして彼を支え続けたマチェイ・トヴォレク)がタクトを執った2つのチェロ協奏曲はソリストが豪華。「チェロ・ソナタ」ではARDミュンヘン国際コンクール第1位から世界有数のチェリストへと羽ばたいた石坂団十郎が、「チェロ協奏曲第2番」ではパリ国立高等音楽院を一等賞で卒業し、ペンデレツキの80歳&85歳の記念ガラ・コンサートにも招聘されたベオグラード出身の実力派女流チェリスト、マヤ・ボグダノヴィチがソロを弾いており、その演奏は要注目です!
(東京エムプラス)

ペンデレツキ:協奏曲集 Vol.9 ―― チェロ協奏曲第2番/チェロとオーケストラのためのソナタ*

マヤ・ボグダノヴィチ(チェロ)
石坂団十郎(チェロ)*
イェジー・セムコフ・ポーランド・シンフォニア・ユヴェントゥス管弦楽団
クシシュトフ・ペンデレツキ(指揮)、マチェイ・トヴォレク(指揮)

※録音:2019年12月9日-12日&16日-17日、ヴィトルト・ルトスワフスキ・ポーランド放送コンサート・スタジオ(ワルシャワ、ポーランド)


カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2020年04月09日 00:00