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ロバート・トレヴィーノ&マルメ響~ベートーヴェン:交響曲全集!2019年ベートーヴェン・フェスティヴァル・ライヴ!(5枚組SACDハイブリッド)


[指揮者 ロバート・トレヴィーノ から日本の皆さまへ
/naxos japan 公式チャンネルより]

2019年10月、スウェーデンのマルメで開催された "ベートーヴェン・フェスティヴァル"ライヴ!

タクトを執るのは2019年9月にマルメ交響楽団の首席指揮者就任したばかりの俊英ロバート・トレヴィーノ。30代半ばのトレヴィーノは、同世代の若手指揮者の中でも最近急速に頭角を現わしてきた注目の存在です。古典派作品から現代曲まで,幅広いレパートリーを新鮮かつ想像力に富んだ解釈で聴かせるトレヴィーノは、ベートーヴェンにおいてもマルメ交響楽団から精緻な響きを紡ぎ出し、自然で音楽性に満ちた表現を引き出すことに成功。これまで多くの指揮者が取り組んできたベートーヴェン演奏に新風を吹き込みました。
トレヴィーノはピリオド・アプローチを採用しつつもオーケストラの響きを存分に生かし、各曲の個性を際立たせます。
古典的な作風による第1、第2交響曲ではモーツァルトを思わせる典雅な表情をもたせ、第3交響曲では、沈痛な葬送行進曲さえ重くなり過ぎることはありません。
ベートーヴェンの作風転換期に書かれた第4番には、幾分ロマンティックな表現を与え、第5交響曲ではベートーヴェンが目指した苦悩から勝利への思いが力強く描き出されています。各楽章の描き分けが見事な第6番が続き、舞曲の要素が強い第7番と第8番では、楽章ごとのテンポ設定に心が配られた、鮮やかな音楽を楽しむことができます。とりわけ第7番終楽章の快速テンポに注目。オーケストラはトレヴィーノの無茶とも思える要求をクリアし、目の覚めるような演奏を披露します。
第9番のソリストは、若々しい声の歌手が揃えられており、トレヴィーノが目指したであろう新鮮なベートーヴェン像が構築されています。

ホールの豊かな残響を余すことなく捉えた録音も聴きどころで、SACD層にはマルチチャンネルも収録されています。
(ナクソス・ジャパン)

『ベートーヴェン:交響曲全集』
【曲目】
ベートーヴェン:
【DISC1】
交響曲第1番 ハ長調 Op. 21
1. I. Adagio molto - Allegro con brio
2. II. Andante cantabile con moto
3. III. Menuetto: Allegro molto e vivace
4. IV. Finale: Adagio - Allegro molto e vivace

交響曲第2番 ニ長調 Op. 36
5. I. Adagio molto - Allegro molto
6. II. Larghetto
7. III. Scherzo
8. IV. Allegro molto

【DISC2】
交響曲第3番 変ホ長調 「英雄」 Op. 55
1. I. Allegro con brio
2. II. Marcia funebre: Adagio assai
3. III. Scherzo: Allegro vivace
4. IV. Finale: Allegro molto

交響曲第4番 変ロ長調 Op. 60
5. I. Adagio - Allegro vivace
6. II. Adagio
7. III. Allegro molto e vivace
8. IV. Allegro ma non troppo

【DISC3】
交響曲第5番 ハ短調 Op.67
1. I. Allegro con brio
2. II. Andante con moto
3. III. Allegro
4. IV. Allegro

交響曲第6番 ヘ長調 「田園」 Op. 68
5. I. Awakening of Cheerful Feelings Upon Arrival in theCountry: Allegro ma non troppo
田舎に到着したときの愉快な感情の目覚め
6. II. Scene by the Brook: Andante molto mosso
小川のほとりの情景
7. III. Merry Gathering of Country Folk: Allegro
田舎の人々の楽しい集い
8. IV. Thunderstorm: Allegro
雷雨、嵐
9. V. Shepherd's Song: Happy and Thankful Feelings after theStorm: Allegretto
牧歌 嵐の後の喜ばしい感謝の気持ち

【DISC4】
交響曲第7番 イ長調 Op. 92
1. I. Poco sostenuto - Vivace
2. II. Allegretto
3. III. Presto, assai meno presto
4. IV. Allegro con brio

交響曲第8番 ヘ長調 Op. 93
5. I. Allegro vivace e con brio
6. II. Allegretto scherzando
7. III. Tempo di menuetto
8. IV. Allegro vivace

【DISC5】
交響曲第9番 ニ短調 「合唱付き」 Op. 125
1. I. Allegro ma non troppo, un poco maestoso
2. II. Molto vivace
3. III. Adagio molto e cantabile - Andantemoderato
4. IV. Finale: Presto - Allegro assai

【演奏】
ロバート・トレヴィーノ(指揮)
マルメ交響楽団

ケイト・ロイヤル(ソプラノ)
クリスティーネ・ライス(メゾ・ソプラノ)
トゥオマス・カタヤラ(テノール)
デレク・ウェルトン(バス)

【録音】
2019年10月 ライヴ
Konserthus,Malmo、Sweden

Hybrid Multi-channel

<ロバート・トレヴィーノ>
1984年アメリカ出身。デヴィッド・ジンマン、マイケル・ティルソン・トーマス、レイフ・セーゲルスタムの元で学ぶ。2011年にはタングルウッド音楽祭で小沢征爾記念・指揮奨学生となるとともに、同年シンシナティ交響楽団のアソシエート・コンダクターに就任。さらに若い音楽家の育成を目的とするニューワールド交響楽団からも招かれ、マイケル・ティルソン・トーマスから指導を受けています。2013年12月、ボリショイ劇場においてヴァシリー・シナイスキーの代役として《ドン・カルロ》を指揮し国際的な注目を浴びました。現在はバスク国立管弦楽団の音楽監督とマルメ交響楽団の首席指揮者を兼任、世界的指揮者として活躍するトレヴィーノですが、レイフ・セーゲルスタムのシベリウス交響曲全曲演奏プロジェクトに助手として関わったことが大切な体験であると語っており、この一気呵成に録音されたベートーヴェンでもその精神を継承する統一感のある素晴らしい演奏を繰り広げています。

<マルメ交響楽団>
1925年に創立されたスウェーデン南部の都市マルメを本拠地とするオーケストラ。初代の首席指揮者はヴァルター・マイヤー=ラードン。以降、ヘルベルト・ブロムシュテット(1962-63)やジェームズ・デプリースト(1991-94)、パーヴォ・ヤルヴィ(1994-97)ら名手が首席指揮者に就任し、オーケストラを世界的なレヴェルに引き上げてました。

カテゴリ : ニューリリース | タグ : BEETHOVEN 2020 高音質(クラシック) SACDハイブリッド(クラシック) ボックスセット(クラシック)

掲載: 2020年05月20日 00:00

更新: 2020年06月09日 17:00