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コリン・カリー、スロボデニューク&ラハティ響~カレヴィ・アホ:独奏打楽器と管弦楽のための協奏曲“シエイディ”&交響曲第5番(SACDハイブリッド)

カテゴリ : ニューリリース | タグ : 高音質(クラシック) SACDハイブリッド(クラシック)

掲載: 2020年06月24日 00:00

コリン・カリー

天才パーカッション奏者コリン・カリーの委嘱作品も収録!
カレヴィ・アホの協奏曲《シエイディ》と交響曲第5番

多作で知られるフィンランドの作曲家カレヴィ・アホの作品をリリースするシリーズ。《前奏曲、トッカータと後奏曲》や《ピアノソナタ第2番》を収めた室内楽作品集(BIS SA2186)につづき、管弦楽作品のアルバムが制作されました。

珍しい形をした岩など、古代の祭儀の場所を意味するサーミの言葉を曲名とする《シエイディ》は、イギリスの「ヴィルトゥオーゾ」打楽器奏者コリン・カリーから委嘱を受け、「独奏打楽器と管弦楽のための協奏曲」として作曲されました。
この作品は、一般の打楽器協奏曲と異なり、打楽器奏者がオーケストラの前面で演奏するスタイルで作られています。アフリカのジャンベ、アラビアのダラブッカ(コブレット・ドラム)、トムトム5個、スネアドラム、5オクターブ・マリンバ、ウッドブロック、テンプル・ブロック、ヴィブラフォーン、タムタムと、9つの打楽器が右から左に並べられ、順番に「ソロ楽器」として演奏されます。
この曲は、ティンパニ奏者をはじめとする3人の打楽器奏者を擁するオーケストラにも重要な役割を担わせ、「管弦楽のための協奏曲」と言えるほど存在を主張させています。一楽章の構成。速いテンポ、遅いテンポ、荒々しいリズム、抒情、静謐と、音楽が、さまざまに表情を変えて行きます。
2012年4月14日、オスモ・ヴァンスカ指揮、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団との共演でロンドンにて初演を行いました。その後作品は人気を集め、2020年3月の時点までで80回近い演奏を重ね、今後も5大陸の打楽器奏者たちによる演奏が予定されています。

交響曲第5番は、フィンランド放送の委嘱により、1975年から1976年にかけて作曲されました。
「この世界や私たちの生活には、完全だとか明確だとか言い切れるものは一切ない。喜びには悲しみがまぎれこみ、悲痛は滑稽と愛は怒りと入り交じっている。人々の互いの興味はぶつかり合い、コミュニケーション問題と理解不足が発生する。国と国の関係は矛盾にあふれ、異なる社会的イデオロギーや宗教が張り合い、たびたび戦争という結果をもたらす」(カレヴィ・アホ)。
作品は一楽章で書かれ、作曲者の語る「ビジョン」を反映する「混沌」と「矛盾」が全曲を支配していきます。途中、何度かオーケストラが2つの部分に分かれるため、演奏にはメインの指揮者とは別にもうひとりの指揮者が必要とされます。
1977年4月19日、オッコ・カム指揮のフィンランド放送交響楽団によりヘルシンキで初演。作品を完成させたことにより「作曲家」カレヴィ・アホが大きな躍進を遂げることができた、記念碑的な作品です。
(キングインターナショナル)

【曲目】
カレヴィ・アホ(1949-):
1.独奏打楽器と管弦楽のための協奏曲《シエイディ(Sieidi)》(2010)
2.交響曲第5番(1975-76)

【演奏】
コリン・カリー(打楽器)[1]
ディーマ・スロボデニューク(指揮)
ラハティ交響楽団
ヤーン・オツ(第2指揮)[2]

【録音】
2020年1月[1]、2017年1月[2]
シベリウスホール(ラハティ、フィンランド)
[セッション録音]

制作:マリオン・シュヴェーベル[1]、マルティン・ナゴルニ[2]
録音:クリスティアン・シュタルケ[1]、マリオン・シュヴェーベル[2]