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Julian Lennon(ジュリアン・レノン)|ジョン・レノンの息子で、グラミー賞にもノミネートされているシンガー・ソングライター!約11年振りのスタジオ・アルバム『JUDE』完成

Julian Lennon(ジュリアン・レノン)

ジュリアン・レノン、約11年振りのスタジオ・アルバムを完成。かつて自身に向けて作られた名曲「Hey Jude」へのオマージュであり、今の彼を伝える最新作のタイトルは『JUDE』。様々な経験を経て辿り着いた彼の今がここにある。

ジョン・レノンの息子で、グラミー賞にもノミネートされているシンガー・ソングライターであり、また写真家や作家、慈善家としても活動しているジュリアン・レノン。その彼が約11年振りとなるスタジオ・アルバムをリリースする。通算7作目となるアルバムのタイトルは『JUDE』。あのビートルズの名曲「Hey Jude」へのオマージュである。よく知られている話だが、この曲は両親が別居することとなった当時5歳のジュリアンを慰めるためにポール・マッカートニーが作った曲で元は「Hey Jules」というタイトルで作られたというが、途中こちらの方が曲に合うと「Hey Jude」に変えられたという。19週にも亘りチャートの1位を占め、ビートルズの最も成功したシングルの1つとなった「Hey Jude」は、今でもポール・マッカートニーのライヴの人気曲であるが、自身の人生で決して幸せではなかった頃を思い出すこの曲に対し、ジュリアンは愛憎を抱いているというが、マッカートニーが歌詞を通し示した支援には感謝していて、時を経るにつれ、自身のアイデンティティの一部となっていることを感じているという。

そして今回リリースされる『JUDE』もまた、ジュリアンのアイデンティティの一部となるような作品だと言えそうだ。
「アルバムに収録されている曲の多くは、数年かけて作ったものだから、まるで成長物語のようだ」本作について彼はそう語り、さらに続ける。「自分のために作られた曲の圧倒的な意義に深い敬意を払いつつ、『JUDE』というタイトルには、収録されている楽曲が象徴する克明なまでにリアルな自身の人生の旅が込められているんだ」

アルバムのプロデュースを手掛けるのは、ジュリアン本人とジャスティン・クレイトン。アルバムからは既に平和を願った「Every Little Moment」と「Freedom」、そして「Breathe」と「Save Me」の4曲が公開されているが、全11曲収録となる『JUDE』には、この他にもブルー・ナイルのポール・ブキャナンとエリッサ・ローパーがゲストとして参加している「Gaia」などが含まれている。

最近ではGlobal Citizenが立ち上げたウクライナ支援を呼びかけるSNS運動の一環として、父ジョン・レノンの「イマジン」をヌーノ・ベッテンコートと演奏したジュリアン(ちなみに彼が公の場でこの曲を披露するのは初めて)。時を超えた名曲へのリスペクトを抱きつつ、様々な経験を経て辿り着いたジュリアン・レノンの今を描いた”私小説“的作品、それが本作『JUDE』なのかも知れない。

輸入盤CD


輸入盤LP


■収録曲
01. Save Me
02. Freedom
03. Every Little Moment
04. Not One Night
05. Love Don’t Let Me Down
06. Round and Round Again
07. Love Never Dies
08. Breathe
09. Lucky Ones
10. Stay
11. Gaia ft. Paul Buchanan & Elissa Lauper

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