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アントニオ・パッパーノ/マーラー:交響曲第6番イ短調“悲劇的”~日本独自企画で初SACDハイブリッド化!

パッパーノ

豊かな音楽性を十全に描きつくしたパッパーノの力演ライヴ


マーラーの人生観について「それは死への愛ではなく、生への愛です。」と語るアントニオ・パッパーノ。パッパーノはマーラーの本業がオペラ指揮者で優れたワーグナー指揮者であったことにも注目、『トリスタン』や『パルジファル』からの直接的な影響がマーラーの作品に見て取れると言い、さらに、その人生における悲劇と回復の繰り返しは、たとえば交響曲第6番の終楽章に反映されて、カタストロフィーと再生の交錯をもたらすことになったと言います。そこにはニーチェの超人思想の影響が存在するとも考えるパッパーノによる独自な解釈が含まれた演奏です。

今回の発売にあたって、オリジナルマスターより、日本の名マスタリング・エンジニアのひとりである藤田厚生氏にリマスターをお引き受けいただきました。藤田厚生氏は、これまでタワーレコード専売商品《Definition Series》でリマスターを行っており、定評のあるマスタリングを行ってきています。
このデジタル録音(16bit/44.1kHz)では収録密度や情報量が少なかったため、現在のハイレゾ対応のオーディオセットでは発揮できていないとも考えられます。そこで収録できなかった倍音域(ハイレゾ)を、最新テクノロジーによる特別なプロセッサー処理により復活させ、広い周波数帯域とダイナミックレンジを最大限に活かすことによって、定位やダイナミックさにリアル感が生み出さます。ホール内の音楽本来の豊かな音色、滑らかさ、残響を維持し、指揮者が意図した楽器配置や音量の絶妙なバランス等による名演奏がここではじめて明らかにされています。
SACD層に限らずCD層でも、リマスターされたDSD音源からその音が発揮されるよう細心の注意を図りながらマスタリングされ、その音を最大に反映させています。

最高品質の音をお届けするために、以下の高品位なプロ仕様の機器を使用
・高解像度フォーマット用に設計されたプロフェッショナル DA-ADコンバーター。
・オーディオ信号を処理するためのプロフェッショナル用アナログ機器。
・信号劣化を最小限に抑えるための高品質オーディオケーブル。
・正確なタイミングと同期を維持するための、低ジッター・マスタークロック・ジェネレーター。
・干渉を最小限に抑え、すべての機器の安定した動作のためのクリーン電源システム。
・リマスタリングプロセスを正確にモニタリングするための、モニタースピーカーシステム。

※ジュエルケース、グリーンレーベル仕様
※ブックレットには、満津岡信育氏による新規書下ろし解説を掲載
(ワーナーミュージック・ジャパン)

【曲目】
マーラー:交響曲 第6番 イ短調

《Disc 1》
1 第1楽章:アレグロ・エネルジーコ、マ・ノン・トロッポ 24:33
2 第2楽章:スケルツォ. 重々しく 14:14
《Disc 2》
1 第3楽章:アンダンテ・ソステヌート 15:43
2 第4楽章:フィナーレ. ソステヌート~アレグロ・モデラート~アレグロ・エネル
ジーコ 30:04

【演奏】
ローマ・サンタ・チェチーリア国立アカデミー管弦楽団
アントニオ・パッパーノ(指揮)

【録音】
2011年1月8、10-11日、ローマ、オーディトリウム・パルコ・デッラ・ムジカでのライヴ録音