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インタビュー

BKBと合わせて楽しみたい〈Worldwize〉な作品を紹介!――(2)

 

MUCHACHITO BOMBO INFIERNO 『Idas Y Vueltas』 Tsunami(2010)

スパニッシュ・ミクスチャー・ロックの雄。フラメンコやルンバにジャズ、スカ、パンクなどを融合させたいなせなゴッタ煮ロックは、ぜひとも野外フェスで浴びたい類いの音だ。お祭り騒ぎな昂揚感はBKB以上!? *田中

THE BEAUTIFUL GIRLS 『Spooks』 Die!Boredom/Pヴァイン(2010)

BKBより一足お先にブレイクし、オーストラリア産のサーフ・ロック人気を引っ張ってきた頼もしい兄貴。先頃リリースされたばかりのこの新作では、BKBと同様に思いっきりレゲエに振り切れたサウンドを披露。もしや口裏を合わせた? *高木

SO KALMERY 『Brakka System』 World Village(2009)

ブルース、R&B、ヒップホップ、レゲエを咀嚼したアフリカ音楽=ブラッカを提唱するコンゴの異能シンガー・ソングライターが放った傑作。アーシー&オーガニックなグルーヴと社会派メッセージはBKBの魅力と直結する。いつか共演してほしい! *田中

QUANTIC PRESENTA FLOWERING INFERNO 『Dog With A Rope』 Tru Thoughts(2010)

UK生まれの天才DJ、クァンティックが移住先のコロンビアで作り上げた南米グルーヴの新境地。古き良きアフロ・ラテン・ジャズとレゲエ/ダブの融合が醸す独特のヴィンテージ感は、BKBのそれとも相通じる。*田中

ALBOROSIE 『Escape From Babylon To The Kingdom Of Zion』 Greensleeves(2010)

いにしえのルーツ・ロック・レゲエを愛するイタリアのシングジェイ。土臭いトラックと力強いダミ声がとにかく渋い! 生音ならではの太くてオーセンティックなグルーヴは、BKBの新作とも似た雰囲気あり。*西尾

JASON CASTRO 『Jason Castro』 Atlantic(2010)

〈アメアイ〉のファイナリストとは思えないほど、ショウビズ臭のしないドレッド・ボーイ。アコギやウクレレで奏でた和み系のメロウ・チューンは、優しさと幸福感に満ち溢れ……スロウライフのお供にピッタリのサウンドですね。*高木

BLUNDETTO 『Bad Bad Things』 Heavenly Sweetness(2010)

元ヴィスタ・ル・ヴィのメンバーが立ち上げたソロ・ユニットの初作で、アンティバラスやトミー・ゲレロを招いた気持ち良〜い一枚。ジャズ・ファンクやルーツ・レゲエをクールに混ぜ込んだ音作りは、必ずやBKB好きの心をくすぐるはず! *西尾

カテゴリ : インタビューファイル

掲載: 2010年09月01日 17:59

更新: 2010年09月02日 21:56

ソース: bounce 324号 (2010年8月25日発行)

ディスクガイド/高木陽子、田中幹也、西尾洋儀