現代最高の映像作家アレクサンドル・ソクーロフのDVD-BOX第3弾!
映画史上初の90分ワンカットという驚異的な手法が話題となった『エルミタージュ幻想』や 、ヒットラーを描いた『モレク神』、昭和天皇を描いた『太陽』など、権力をテーマにした作品シリーズで世界中から注目を集めたロシアの鬼才、アレクサンドル・ソクーロフ。本作はソクーロフの傑作3タイトルを収録した至高のDVD-BOX第3弾。レーニンを描いた「牡牛座」など、ソクーロフ監督後期の作品がセレクトされている。
『チェチェンへ アレクサンドラの旅』
(2007年/ロシア=フランス/92分)
チェチェン、グロズヌイの最前線。80才の老婆アレクサンドラは、孫・デニスに合いにここまでやってきた。しかし、デニスはすでに、アレクサンドラの孫ではなく、職業軍人だった。アレクサンドラは市場に出かけた際、チェチェン人女性マリカと知り合うのだが…。
『牡牛座 レーニンの肖像』
(2001年/ロシア/94分)
レーニンはそのとき、ゴールキーという郊外の町で晩年を静かに過していた。社会主義政権を発足し権力の限りを尽くした男は、発作の後遺症により身体の自由が利かないまま、最後の時を迎えようとしていた…。
『ボヴァリー夫人』
(1989=2009年/ソ連=ロシア/128分)
修道院で育ったエマは、期待を胸に町医者のボヴァリーと結婚する。しかし年の離れた夫との生活は退屈極まりないものだった。そんな彼女を心配した夫は、引越しを決意する。しかし新たな街・ヨンヴィルも、エマの心を満たしてはくれなかった…。
こちらもオススメ!