日本映画が健闘した第60回ベルリン国際映画祭
第60回ベルリン映画祭の授賞式が20日夜(日本時間21日朝)に開かれ、若松孝二監督の映画『キャタピラー』に主演した寺島しのぶさんが日本人として35年ぶりに最優秀女優賞を受賞した。世界三大映画祭の一つとされる同映画祭では、1964年に左幸子さん、1975年に田中絹代さんが同賞に輝いており、日本人3人目の快挙となる。『キャタピラー』は戦争の悲惨さをこれでもかというほど強く描いた衝撃作だ。
また、特別功労賞を山田洋次監督が受賞し、授賞式終了後に山田監督の『おとうと』が上映された。国際批評家連盟賞は、行定勲監督の最新作『パレード』が受賞した。
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