ティム・バートンを魅了したダーク・ファンタジー『9<ナイン>』
奇才、ティム・バートンは、たった11分の短編作品に心を奪われた。
2005年のアカデミー賞短編アニメーション部門にノミネートされた、新人監督シェーン・アッカーの『9』である。そのオリジナリティ溢れる世界観やキャラクター造型の魅力に惚れ込んだティムは、すぐさま長編映画化を決意、プロデューサーとして全面的なバックアップにあたる。それから5年。ティムを唸らせるほどのダークでファンタジックなディティールと、ハリウッド大作をも凌ぐアクションシークエンスを併せ持つ、かつてないファンタジーが誕生!
DVD、Blu-rayともにオンライン限定18%オフ!
【特典映像】
★短編『9』(約10分)
★削除されたシーン(約7分)
★メイキング(約18分)
★予告編
【特典音声】
★製作者によるオーディオ・コメンタリー
<ストーリー>
目覚めると、世界は終わっていた。
廃墟した世界、古びた研究室の片隅で、奇妙な人形が目を覚ました。麻布を縫い合わせて作られた身体、腹部には大きなジッパー、背中には“9”の数字が。自分が誰なのか、ここはどこなのか、彼にはわからない。
茫然とする彼の前に現れたのは背中に“2”と描かれたボロ人形だった。2は9に「自分たちは仲間だ」と語りかける。だが突如現れた巨大な機械獣に襲われ、2は連れ去られてしまう。気を失っていた9を助けたのは他のナンバーをつけた人形たちだった。9は彼らに2を救出に行こうともちかけるが、慎重で保守的な1に阻止される。気持ちを抑えきれない9は5を誘って機械獣たちの棲み家へと向かう――。
人類はなぜ滅びたのか?9体の人形は何のために作られたのか?
戦いの中で次第に明らかになってゆく謎。未だ見ぬ黙示録が今、幕を開ける――。
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