【踊るロック】エレクトロ・ポストパンクバンド マセラティ!特別インタビュー到着!
バトルズに匹敵するエレクトロ・ポストパンク!
トータスやバトルズ級の実験精神とCANやNEU!までを彷彿とさせるコズミックな音色を鳴らすのがUSロック界の至宝マセラティ。メンバー交代をしつつも、全曲インストというこだわりを10年間頑固一徹に貫き通し、独自の世界観と中毒性満開の変幻自在のダンスロックを確立している! まさに彼らこそが<踊る>と<ロック>を掛け合わせたオリジネーターと言っても過言ではないだろう!
グルーヴィーな快楽ポストロック!09年に惜しくも事故で他界してしまったUSアンダーグラウンド・シーンの名ドラマージェリー・フュークス(!!!やLCDサウンドシステムのツアーメンバーとしても有名)が常に本腰をいれていたマセラティが彼に捧げる新作。エレクトロとポストロックが絡み合う、お得意のグルーヴ・ロックは生楽器テクノか!? (渋谷店 白神)
<旧譜タイトル>
【オンライン限定】特別インタビュー&レコメン!!
まさに、踊るロックたる音楽を体現し続ける、USインディロックシーンの雄マセラティ。ジャンルレスに拡散するその才能は、名ドラマージェリー・フュークスにささげる新作として日本に届けられた!その新作が発売されてはや、1ヶ月。そのタイミングに敢行された本インタビューは、日本の音楽シーンとのつながりも密接な彼らならではのものに。意外な!?当然な!?日本のバンドもリスペクトしてくれているようです!要チェック
■アルバム「Pyramid Of The Sun」がリリースされて1ヶ月ほど経過しましたが、いま改めて聴いてみてアルバムの出来には満足していますか。
凄く、凄く満足しているし、皆の反応も凄く喜ばしいよ。あの作品を作り上げるには言葉にならないような感情が幾多も交錯していて、辛い部分もあったけど、本当に達成感はあるね。ジェリー抜きでライブをやるのは最初は難しかったけど、これまでのライブでのお客さんの反応とかも良いから、自信を取り戻している感じだよ。現ドラマーのトニーの大ファンだしね、メンバー3人とも。
■今回ダンス・ミュージックの要素が強く出ていますが、この方向性はアルバムを作る前からアイディアとしてあったのでしょうか。
それはジェリーがバンドにもたらした影響なんだ。彼はダンス・ミュージックにどんどん傾倒していた部分もあったし、このバンドに加わってから徐々にそれを注入していってくれた。だから今作はよりその流れになったんだと思う。単なるダンス・ミュージックじゃなくて、マセラティならではの男気も加えたつもりだけどね。
■過去にMONO主宰のHuman Highway Recordsから日本盤がリリースされていますが、MONOとは交流があるのでしょうか。また日本のバンドで気になるバンドはいますか?
MONOとは何回か一緒にツアーをしたことあるんだ。ここアメリカでは2009年に回ったし、日本だと2003年に一緒にやったかな。自分たちはあまり連絡を常に取り合うのが得意ではないんだけど、一緒にツアーとかしてたら、親友のように騒ぐ仲だよ(笑)。
日本のバンドでいうと、あの『ジャップ・ロック・サンプラー』の本から多くを知ったね。フラワー・トラヴェリング・バンドはもちろん皆好きだし、ボアダムズ、ボリス、アシッド・マザーズ・テンプルとかも大好きだよ。OOIOOも良いよね。最近ファー・イースト・ファミリー・バンドを発見して、凄く気に入ってるよ。
■2010年の年間で、お気に入りの音楽、また共感できるアーティストのタイトルを3~4枚枚上げてください。
ザ・バッド・シーズ名義とはアプローチを異にした、ニック・ケイブを中心とするグラインダーマンの2nd。
次世代ディスコ・リヴァイバルの顔役としてUKでも確固たる地位を確立したノルウェーの才能、リンドストローム。
現代のドゥーム/サイケ系ファンまで魅了することは間違いないこのタイタン
■日本のファンにひとこと
いつも僕達の音楽を聴いてくれて、応援ありがとう!もうすぐにでも日本にライブをしに行きたいよ!!!皆待っててね!!
ダフト・パンク、ブラック・アイド・ピーズ、ケシャ、ファー・イースト・ムーヴメント、アンダーワールドなど踊れるサウンドを大特集&プレゼントあり!マセラティの最新輸入アルバムも、もちろん対象アイテムです。
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