エルヴェ・ニケ&コンセール・スピリチュエル~アンリ・デマレ:グラン・モテ集
波乱万丈の人生とグラン・モテ。隠れた大家アンリ・デマレの音楽!
アンリ・デマレ(1661-1741)は、フランス宮廷と密接な関わりを持ち、天賦の才に恵まれながらも、ニコラ・グピエのゴーストライター、弟子のサン=ゴベールとの恋愛を発端にした修道院への追放、変装、裁判、死罪覚悟の逃亡、放浪生活を経て、1707年にロレーヌ公の宮廷音楽監督として表舞台に復帰するという波乱万丈の人生を送ったフランス・バロックの作曲家。大規模なグラン・モテを説得力あふれる姿に仕上げ、色彩感覚にあふれたデマレの音楽を復権へと導くのは、もちろんフランス・バロックの伝道師エルヴェ・ニケとコンセール・スピリチュエル!
デマレ
グラン・モテ《主は王となられる(詩篇第96番)》
グラン・モテ《パリのテ・デウム(聖アンブロシウス賛歌)》
【演奏】
エルヴェ・ニケ(指揮)、コンセール・スピリチュエル
マリー=ルイーゼ・デュトワ(ソプラノ)、ハンナ・バヨディ(ソプラノ)
ロバート・ゲッチェル(オート・コントル)、ステファン・ファン・ダイク(テノール)
アラン・ビュエ(バリトン)、エマニュエル・ヴィストルキ(バス)
【録音】
2003年2月 メス・アルセナール(フランス)
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