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【TAHRA】『クリュイタンスの芸術』

掲載: 2013年02月22日 16:10

更新: 2013年02月25日 13:31

クリュイタンス

巨匠クリュイタンス&フランス国立管
ギレリスとのチャイコ、ギーゼキングとのフランク、そしてドビュッシーの「夜想曲」!
珠玉の歴史的録音を一挙収録

ファン必見の朗報です!
このたび、数々の歴史的録音を発信してきた「TAHRA」レーベルから
巨匠クリュイタンスの名録音を一つにまとめた注目の新譜がリリース。
収録されているのは、ギレリスと共演したチャイコフスキーの「ピアノ協奏曲第1番」、ギーゼキングとの名演であるフランクの
「交響的変奏曲」、そしてドビュッシーの「夜想曲」の3つ。
いずれもオーケストラは名門フランス国立管弦楽団。
クリュイタンスが当団と蜜月関係を築き上げていた黄金期、1950年代に残された珠玉の演奏をまとめたまさにファン必携の
アルバムと申せましょう。

【ギレリスとのピアノ協奏曲】
「鋼鉄のピアニズム」の名で一世を風靡したエミール・ギレリスをソリストに迎え、1959年に行った歴史的ライヴ録音。クリュイタンスが描く繊細な抒情性と、ギレリスが硬めのタッチで生み出す清廉な抒情性とが融け合った骨太のチャイコフスキーです。若きギレリスは、お馴染みの超高速な指さばきとピアノを壊さんばかりの強烈なパワーで、多少のミス・タッチなど指摘する暇も与えぬとばかりの熱演を見せています。最終楽章が終わるや否や割れんばかりに響き渡る拍手とブラボーの嵐に、当時の演奏会場の熱気が伝わってくるようです。(本録音はEMIレーベルおよびVAIレーベルより発売されたライヴDVD と同一の演奏となります。)

【ギーゼキングとの交響的変奏曲】
「交響的変奏曲」はピアノとオーケストラのために書かれたフランク晩年の傑作のひとつ。管弦楽曲というよりピアノ協奏曲的な要素が強い作品で、曲冒頭に提示された3つの主題が複雑に絡みあいながら綿々と変奏されていきます。
巨匠ギーゼキングの「交響的変奏曲」といえば1940年のメンゲルベルク&アムステルダム・コンセルトヘボウ管、1951年のカラヤン&フィルハーモニア管との名演などが知られておりますが、これらに次いで収録されたクリュイタンス&フランス国立管との1955年のライヴは知る人ぞ知る名演として語り継がれる熱演。特にアンサンブルの安定感は他にも増して格別で、大胆なテンポ変化を仕掛けるギーゼキングのピアノ・ソロと絶妙な応酬を繰り広げるクリュイタンスの名匠ぶりに魅入られます。録音状態も比較的良好で、ギーゼキングの濃密な表情付けや煌びやかなソロの音色も明瞭に感じられます。

【ドビュッシーの夜想曲】
唯一の来日公演で披露したベルリオーズの「幻想」の熱演が今なお語り草であるように、フランスものを多く得意としたクリュイタンス。その筆頭に挙がるのはラヴェルですが、「映像」や「遊戯」、「ペレアスとメリザンド」といったドビュッシーの作品にも数々の名演を残しています。1958年に録音されたフランス国立管弦楽団との「夜想曲」は、ドビュッシーの定番曲でありながらこれまで正規録音としての発売には至っていないプログラムであるだけに、今回の収録は嬉しい限りです。クリュイタンスの「夜想曲」は非常に明晰な音運びが特徴で、鋭利な冷たさと抒情性あふれる温もりのコントラストが絶品。全体的にやや硬めの響きではありますが、淀むことのない颯爽とした音の流れに魅入られる名演です。

【曲目】
(1)チャイコフスキー: ピアノ協奏曲第1 番 変ロ短調op.23
(2)フランク: 交響的変奏曲
(3)ドビュッシー: 夜想曲
【演奏】
(1)エミール・ギレリス(Pf)
(2)ヴァルター・ギーゼキング(Pf)
アンドレ・クリュイタンス(指揮)フランス国立管弦楽団
【録音】
(1)1959年6月19日、シャンゼリゼ劇場(ライヴ)
(2)1955年7月18日、ザールブリュッケン(ライヴ)
(3)1958年9月4日

カテゴリ : ニューリリース