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元エメラルズのマーク・マグワイヤの新作が日本先行リリース

掲載: 2013年05月08日 18:42

Mark McGuire

USアンダーグランドのアナログ・シンセ・リヴァイヴァルの代表バンド・エメラルズのギタリストとしての活動と平行し、カセットテープ等も含む数多くのソロ作品を発表してきたアメリカ人ミュージシャン、マーク・マグワイヤ。2012年末にエメラルズを脱退し(その直後、スティーブ・ハウシルトもバンドを脱退し、エメラルズは解散)、現在はソロとして活動を続けている彼が、各方面から高い評価を受け、ソロとしての人気を確立した前作「Get Lost」(2011年 / Editions Mego)から2年ぶりとなる「Along The Way」を完成させた。

本アルバムの制作は、エメラルズのラスト・アルバムとなった「Just Feel Anything」制作後の、2012年8月から2013年2月の間に行われた。このアルバムは、複数のコンポジションから成る4つのパートによって構成され、個人の精神的・心理的な発展をベースにした壮大な「旅」の物語として展開されていく。この旅の物語にはマーク本人の成長の過程で起こった様々な経験からの心理描写が反映されている。

本アルバムでは、これまでのソロ作品で主に用いられてきたギターとエレクトロニクスに加え、ピアノ、シンセ、ドラムマシーン、パーカッション、サントゥール、マンドリン等の数多くの楽器が導入されており、さらにマーク本人の歌声やトーキング・ボックスを使用したボーカルもより前面に押し出された内容となっている。アシュラ~マニュアル・ゲッチング等のクラウト・ロックとミニマリズムを融合させたギター・アンビエントと前述の様々な楽器やヴォーカルによる多彩なサウンド・アプローチには、これまで以上にソング・オリエンテッドな要素が含まれており、アンビエントやテン年代クラウト・ロックと称されたサウンドから大きなスケールアップを遂げている。煌めくギターワーク、情熱的なリードギター、センチメンタルにやさしく響くヴォーカルや生楽器、ニューエイジ感溢れるドリーミーでコズミックなエレクトロニクスのアレンジメントが渾然一体となった、非常にエモーショナルで豊かな音楽性を包含するエレクトロニック・ポップ・サウンドは、マグワイヤの新たなチャプターの始まりを象徴する重要な1枚となるだろう。

 

 

【Mark McGuire(マーク・マグワイヤ)】
1986年生まれ。米クリーブランド出身。マニュエル・ゲッチング等からの影響が色濃いミニマリズムと幾重にもレイヤーが重ねられた現代のギター・アンビエントを融合させたサウンドで、テン年代のエクスペリメンタル~エレクトロニック・ミュージック・シーンにおいて最も注目を集めるアーティストの1人。彼がギタリストとして在籍したバンドEmeraldsのアルバム『Does It Look Like I’m Here?』(2010年)が世界中で高い評価を受けたのをきっかけに、本人のソロ作品『Living With Yourself』(2010年)、『Get Lost』(2011年)も賞賛され、ソロ・アーティストとしての人気を確立。LindstromやDucktailsのリミックスも手掛けた。2012年末にEmeraldsを脱退し、ソロ活動やDJ Road Chief名義でR&B /ソウルのDJとしても活動を行う。また過去にはEmeraldsの他にReal EstateのEtienne Pierre Duguay、Daniel Lopatin (Oneohtrix Point Never)、Trouble Books等と多数のサイド・プロジェクトを行い、現在では入手困難なカセットテープやCDRを含む数え切れないほど膨大な量の作品をリリースしている。

カテゴリ : ニューリリース