F.P.ツィンマーマン&P.ヤルヴィ他~ヒンデミット:作品集
掲載: 2013年05月10日 19:39
更新: 2013年05月10日 19:51

没後50周年、ヒンデミット
ヴァイオリンのために書かれた数々の名作をドイツ正統派ヴァイオリスト、
F.P.ツィンマーマンが録音!
P.ヤルヴィ&hr響による好サポートを得た協奏曲は圧巻!
SACDハイブリッド盤。
1965年ドイツのデュイスブルク生まれのドイツ正統派ヴァイオリニスト、フランク・ペーター・ツィンマーマン。BIS レーベルからは近年、アントワーヌ・タムスティ(ヴィオラ)、クリスチャン・ポルテラ(チェロ) との“トリオ・ツィマーマン”でベートーヴェン(BISSA1857 / KKC5222)、モーツァルト、シューベルト(BISSA1817 / KKC5202)のアルバムを発売し、いずれもレコード芸術特選盤でベストセラーとなっております。
F.P.ツィンマーマン、注目の新録音は2013年に没後50年を迎えたパウル・ヒンデミットの作品集です。
パウル・ヒンデミット(1895-1963)は作曲者としてだけでなくヴァイオリニスト、ヴィオリストとして活動していた関係から弦楽器の作品を多く残しました。1934年、ナチスにより無調的作風など、その現代的傾向の音楽が腐敗した芸術であるとされ圧迫をうけたために翌35年に休職、38年にスイスに移り、大戦を避けて40-47年にはアメリカに移り住みました。このアルバムに収められた作品はアメリカに亡命する以前の1918年から1939年に作曲された作品です。
ヴァイオリン協奏曲は指揮者メンゲルベルクの委嘱作品で初演は1940年、メンゲルベルク指揮、アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団、ヴァイオリン独奏はコンサートマスターのフェルディナント・ヘルマンでした。ヒンデミット独特の流れるような旋律ではじまるこのヴァイオリン協奏曲。当録音ではツィンマーマンらしい非常に柔らかいボーイングと煌めくような美しい演奏を聴かせてくれます。またヴァイオリンとオーケストラが対話するような旋律が随所にあらわれるパートでは、パーヴォ・ヤルヴィ指揮、hr交響楽団が寄り添うようにサポートし音楽表現も難しいとされるこの作品を見事に演奏しております。同曲の決定盤が登場したと言えましょう。カップリングのヴァイオリン・ソナタでピアノをつとめたのはツィマーマンと数々の録音をし、絶大な信頼関係にあるエンリコ・パーチェです。歯切れのよいリズムなど一糸乱れぬ演奏をしております。
【曲目】
パウル・ヒンデミット(1895-1963):
(1) ヴァイオリン協奏曲(1939)
(2) 無伴奏ヴァイオリン・ソナタop.31-2(1924)
(3) ヴァイオリン・ソナタ 変ホ長調op.11-1(1918)
(4) ヴァイオリン・ソナタ ホ調(1935)
(5) ヴァイオリン・ソナタ ハ調(1939)
【演奏】
フランク・ペーター・ツィンマーマン(ヴァイオリン)
[使用楽器: ストラディヴァリウス 1711クレモナ‘Lady Inchiquin']
(1) パーヴォ・ヤルヴィ(指揮)、hr 交響楽団(フランクフルト放送交響楽団)
(3)-(5) エンリコ・パーチェ(ピアノ: Steinway D)
【録音】
(1) 2009年9月 アルテ・オーパー(旧オペラ座)、フランクフルト、ドイツ
(2)-(5) 2012年5月 ドッビアーコ文化センター、イタリア
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