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エッシェンバッハ指揮ウィーン・フィル、ラン・ラン『シェーンブルン夏の夜のコンサート』2014

掲載: 2014年05月09日 18:30

シェーンブルン夏の夜のコンサート

ニューイヤー・コンサートと並ぶウィーン・フィルの名物行事で、2008年の開催以来以来、初夏のウィーンの風物詩として定着している「ウィーン・フィル・サマー・ナイト・コンサート」。今年はエッシェンバッハ指揮、ラン・ランが出演! CD、DVD、Blu-ray Discの三仕様で発売されます。
ユネスコの世界遺産にも指定されているシェーンブルン宮殿を舞台に行われるオープンエアの演奏会は、無料で10万人の音楽ファンに開放され、その模様は世界の60カ国以上に生中継(もしくは録画放送)されています。このコンサートはこれまで、ゲルギエフ、ドゥダメル、バレンボイム、ウェルザー=メスト、昨年2013年にはマゼールが登場など、錚々たる指揮者陣が起用されることでも知られていますが、今年は何と巨匠クリストフ・エッシェンバッハとピアノのラン・ランが登場。このコンビによる演奏は、2011年のウィーン・フィル来日時に披露されたリストのピアノ協奏曲第1番のパワフルで美しさが際立った演奏が記憶に新しいところ。エッシェンバッハのパリ管時代には、ベートーヴェンのピアノ協奏曲での共演録音もあります。エッシェンバッハ/ウィーン・フィルとラン・ランは、5月後半にチェコとドイツを巡るツアーのあと、シェーンブルン宮殿での演奏にのぞみます。
今回予定されているプログラムは、オープンエア・コンサートに相応しく、オーケストラの華麗な名技を堪能することのできる色彩的な作品揃いです。今年生誕150年を迎えるR.シュトラウスの作品が2曲含まれていますが、トリに置かれた「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」は、言うまでもなく彼の人気作の一つ。冒頭のホルン・ソロからウィーン・フィルの色彩感豊かな管楽パートが大活躍します。ピアノとオーケストラのために書かれた協奏的作品である「ブルレスケ」は、ピアノに超絶技巧が要求されることで知られ、グレン・グールドの愛奏曲でもありました。ラン・ランにとっては今回が初録音となります。
ウィーン・フィルによるベルリオーズ録音は比較的珍しく、「ローマの謝肉祭」は1958年のケンペ盤(EMI)以来久しぶりの録音であり、「ベンヴェヌート・チェッリーニ」は2007年のゲルギエフ指揮の全曲盤があるのみ。リストの「マゼッパ」も1996年のシノーポリ盤(DG)以来の録音となります。エッシェンバッハとウィーン・フィルの録音は過去にR.シュトラウス・アルバム(1998年録音、デッカ)があったくらいなので、細密画を描くがごときエッシェンバッハの緻密な指揮のもと、ウィーン・フィルがその最上の音色と究極のアンサンブルでヴィヴィッドに反応する様をご堪能ください。
【演奏】クリストフ・エッシェンバッハ(指揮) ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団, ラン・ラン(P)*
【収録予定曲】ベルリオーズ:序曲『ローマの謝肉祭』, リスト:交響詩第6番『マゼッパ』, R・シュトラウス:『ブルレスケ』*, ベルリーズ:歌劇『ベンヴェヌート・チェッリーニ』序曲, R・シュトラウス:交響詩『ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら』Op.28

カテゴリ : ニューリリース