アンスネスの「ベートーヴェンへの旅」完結編 ピアノ協奏曲第5番『皇帝』!
掲載: 2014年07月22日 16:00

1970年生まれのノルウェーのピアニスト、レイフ・オヴェ・アンスネスのソニー・クラシカル専属契約第3弾。2012年から2014年にかけて3年がかりでアンスネスが取り組んでいるベートーヴェンのピアノ協奏曲全曲の演奏とレコーディングの第3弾にして完結編です。パートナーは、気鋭のマーラー・チェンバー・オーケストラ(MCO)で、アンスネスはピアノを弾きつつ指揮も行なっています。「Beethoven – A Journey」=「ベートーヴェンへの旅」と題されたこのプロジェクトは、アンスネスにとって初めてのベートーヴェン作品のレコーディングとなります。Virgin Classicsに始まり、EMI Classics(現Warner Classics)に引き継がれて蓄積されてきたアンスネスの膨大なディスコグラフィにも、ベートーヴェン作品はこれまでありませんでした。40代半ばで充実の極みにあるアンスネスが、生涯初めて取り組む楽聖ベートーヴェンのレコーディング。既発売の「ピアノ協奏曲第1番&第3番」「ピアノ協奏曲第2番&第4番」でもその円熟のピアニズムと深い音楽への洞察が高く評価されました。今回はいよいよベートーヴェンの5曲の中でも最もポピュラリティの高い第5番「皇帝」の登場です。カップリングの「合唱幻想曲」は、ピアノによる即興的なパッセージに始まり、最後は混声合唱、4人の独唱、オーケストラが芸術を高らかに賛美し圧倒的なクライマックスを築きあげます。「第9」の第4楽章に近い内容を持ち、協奏曲以上に指揮者としての技量が要求される作品ですが、それをアンスネスがどのように振り切っているか、興味が募るところです。なお、アンスネスとマーラー・チェンバー・オーケストラは、2014年9月から「ベートーヴェン・ジャーニー」の総決算として、ベートーヴェンのピアノ協奏曲全曲演奏を世界各地で行います。9月のハンブルク、ボン・ベートーヴェンフェストを皮切りに、ルツェルン(11月)、ウィーン(11月~12月)、パリおよびニューヨーク(2015年2月)、東京(5月15日・17日、東京オペラシティ)、そしてロンドンのプロムス(7月)にいたる主要都市で、2012年から築き上げられてきたベートーヴェン演奏の成果を披露する予定です。
【収録曲目】
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番変ホ長調Op.73『皇帝』、合唱幻想曲Op.80
【演奏】
レイフ・オヴェ・アンスネス(ピアノ・指揮)
マーラー・チェンバー・オーケストラ
プラハ・フィルハーモニー合唱団
【録音】
2014年5月20日&21日、プラハ、ルドルフィヌム
ドヴォルザーク・ホールでのライヴ録音
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