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オリジナル35ミリ磁気テープよりSACDリマスタリング。驚異の音質で蘇った「エヴェレスト」第2弾!

エヴェレスト・レーベルは1950年代後半に、ハリウッド映画と同じ35ミリ磁気テープを用いて、ステレオ最初期ながら驚異的な音の良さで世界のオーディオ・ファンを興奮させました。日本でも故・長岡鉄男氏が激賞して紹介したため、今日でも伝説のレーベルとして特別な存在となっています。

長くカタログから消えていましたが、オリジナル35ミリ磁気テープからSACDリマスタリングを施し、50年以上前の録音とは信じ難い鮮明なサウンドを蘇らせました。楽器の分離の良さ、生々しさもさることながら、驚くべきエネルギーに圧倒されます。5タイトルリリースした第1弾は、最新の録音に優るとも劣らぬレンジの広さ、情報量の多さ、歪みの少なさでオーディオ関係者にショックを与えました。

約50点あるエヴェレストのカタログを順次リリースする予定となっていますが、第2回はグーセンスの「春の祭典」をメインに、長岡鉄男氏高弟の炭山アキラ氏が厳選した5タイトル。ジャケットもカップリングもLP発売時のままを再現。ファンにもたまらない装丁になっています。

これらのディスクはライセンスでキングインターナショナルが独占制作・販売しております。輸入盤は存在しませんので、予めご了承下さい。

信じ難いエネルギーとカロリーで迫る「春の祭典」

ストラヴィンスキー:バレエ組曲「春の祭典」
サー・ユージン・グーセンス(指揮)ロンドン交響楽団
録音:1959年10月/ウォルサムストウ・アセンブリー・ホール(ロンドン)

SACDハイブリッド盤。1921年に「春の祭典」のイギリス初演を行なったのはグーセンス指揮ロンドン交響楽団でした。作曲当時の雰囲気を知る演奏者による、貴重な記録と申せましょう。「春の祭典」は今日でこそ20世紀屈指の名作として親しまれていますが、1959年当時は録音の数も少なく、不協和音と野蛮なリズムに満ちた現代音楽として恐れられていました。しかしこの演奏は今日の耳でも、鮮度の高さ、情報量の多さ、分離、音場感の明快さに加え、物凄いエネルギーに満ちた名録音で、SACD化により凄みを増しています。

SACD化により南米の原色的強烈さを増した名盤

ヴィラ=ロボス:カイピラの小さな汽車(ブラジル風バッハ第2番)
ヒナステラ:バレエ音楽「エスタンシア」
同:バレエ音楽「パナンビ」
サー・ユージン・グーセンス(指揮)ロンドン交響楽団
録音:1958年8、11月/ウォルサムストウ・アセンブリー・ホール(ロンドン)

SACDハイブリッド盤。南米の情熱と熱気が50年以上を経ても色褪せない名録音。ブラジルの田舎をのどかに走る汽車を描いたヴィラ=ロボス作品は、ブラジルの熱い空気感も伝わってくるようなリアルさ。ヒナステラの情熱的なバレエ音楽も原色的強烈さが魅力。SACD化により、物凄い音圧で迫るオーケストラ・サウンドをさらに満喫できます。

何という生命力とエネルギー

ファリャ:バレエ音楽「三角帽子」(全曲)
エンリケ・ホルダ(指揮)ロンドン交響楽団
録音:1959年11月/ウォルサムストウ・アセンブリー・ホール(ロンドン)

SACDハイブリッド盤。50年以上前の録音とは信じ難い音場感で、一曲目冒頭の手拍子からして、目の前にいるようなリアルさで伝わってきます。SACD化により音の鮮明さ、楽器の分離が驚異的に向上しました。何より物凄い生命力とエネルギーに驚嘆させられ、スペイン的な情熱と独特な色香に満ちたファリャの魅力をたっぷり味わせてくれます。

恐怖ら感じるオーケストラの圧倒

レスピーギ:
交響詩「ローマの噴水」
交響詩「ローマの松」
交響詩「ローマの祭り」
サー・マルコム・サージェント(噴水、松)
サー・ユージン・グーセンス(祭り)(指揮)
ロンドン交響楽団
録音:1959年10月(噴水、松)
1960年8月(祭り)
/ウォルサムストウ・アセンブリー・ホール(ロンドン)
SACDハイブリッド盤。オーケストラの機能を駆使しつくすレスピーギのローマ三部作。まるでハリウッド映画のような極彩色のパノラマが広がります。ことに「ローマの祭り」のオーケストラの騒乱ぶり、「ローマの松」の最後の盛り上がりなど、SACD化された情報量の多さに押しつぶされそうな錯覚さえおこします。また、「ローマの松」でレスピーギが指示した鳥の鳴き声のレコードの部分、静寂のなかで聴こえる針音もリアル。最高のオーディオ・ファイルと申せましょう。

最盛期ストコフスキーの凄さを伝える名録音

バルトーク:管弦楽のための協奏曲
レオポルド・ストコフスキー(指揮)ヒューストン交響楽団
録音:1960年3月/ヒューストン

SACDハイブリッド盤。ストコフスキーは、67年に及ぶその長い演奏活動にわたり、録音を続けました。しかし最盛期の高音質録音が少なく、今日その凄さを実感できずにいるのが残念の極み。このバルトークはまさにそれを伝える超貴重な録音。オーケストラの機能を駆使した作品なうえ、ストコフスキーならではの演出上手で一気に聴かせていまします。みなぎる生命力も感動的。

カテゴリ : ニューリリース | タグ : 高音質(クラシック) SACDハイブリッド(クラシック)

掲載: 2015年01月30日 19:00