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巨匠ヤノフスキが手兵ベルリン放響を従え、R.シュトラウスの家庭交響曲を録音!

ヤノフスキのシュトラウス:家庭交響曲

SACDハイブリッド盤。2015年3月の来日公演の興奮が冷めやらぬなか、マレク・ヤノフスキとベルリン放送交響楽団による最新アルバムがリリースされます。それは昨年2014年に生誕150周年を迎えたR.シュトラウスの家庭交響曲Op.53と一日の4つの時Op.76です。2002年よりベルリン放響の芸術監督をつとめるヤノフスキは、2010年から2013年の間にワーグナーのバイロイト上演作品のうち重要な歌劇と楽劇10作品を演奏会形式公演としてベルリン・フィルハーモニーホールで演奏し、ライヴ収録したディスクはどれも高い評価を得ました。R.シュトラウスの作品も非常に得意とし、これまでにソイレ・イソコスキを独唱に迎えた管弦楽付き歌曲集やピッツバーグ響とのアルプス交響曲(PTC5186339)などを録音しております。当録音もヤノフスキの魅力である立体的で脈動する音楽で聴き手に高揚感を与える演奏です。

R.シュトラウス自身の家庭を描写した家庭交響曲は1902~3年にかけ作曲され、初演は1904年ニューヨークで、妻と子に献呈された代表作の一つです。当ディスクのジャケットにはR.シュトラウスの家族写真が使用されております。一方、1927年作曲、翌1928年に初演された一日の4つの時は、ウィーンのシューベルト協会とその指揮者ケルドルファーに献呈された作品で、男声4部合唱(アイヒェンドルフによる詩)とオーケストラにより演奏されます。

アイヒェンドルフの詩集「さすらいの歌」の「朝」「真昼」「夕暮れ」「夜の一日」の4曲で構成されたこの作品は、録音こそ少ないもののR.シュトラウスらしい豪華なオーケストレーションが魅力的です。

【収録曲目】
R. シュトラウス:
家庭交響曲 Op.53(ⅰ.5’03”+ⅱ .12’46” +ⅲ .11’22”+ⅳ .15’43”)
一日の4 つの時Op.76*(ⅰ.3’43” +ⅱ .6’40” +ⅲ .3’02” +ⅳ .9’15”)

【演奏】
マレク・ヤノフスキ(指揮)
ベルリン放送交響楽団
*ベルリン放送男声合唱団(合唱指揮:ミヒャエル・グレーザー)

【録音】
2012 年10 月、*2014 年6 月/ハウス・デス・ルンドフンクス、RBB(ベルリン)

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カテゴリ : ニューリリース | タグ : 高音質(クラシック) SACDハイブリッド(クラシック)

掲載: 2015年03月31日 16:00