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ムラヴィンスキーの凄さ満載の異様な緊迫感あふれる“弦チェレ”SACDハイブリッドで登場!

ムラヴィンスキーの弦チェレSACD

SACDハイブリッド盤。限定盤。今回はすべて放送用音源からリマスタリング。
バルトークの「弦楽器、打楽器とチェレスタのための音楽」は同じPragaレーベルから20年ほど前にリリースされ、評判となった演奏。前ディスクではスメタナ・ホールでのライヴとあり、今回はドヴォルザーク・ホールと記されていますが同一音源。この曲はまさにムラヴィンスキー向き。驚異的なアンサンブルの精密さで、冒頭から異様な緊迫感が続き圧倒されます。リマスタリングにより音の情報量が増し、曲の凄さ、恐さを再認識させてくれます。
オネゲルの交響曲第3番は1965年2月28日のモスクワ・ライヴ。オネゲルの厳しい音楽性がムラヴィンスキーとぴったり合い、素晴らしい出来となっています。
ストラヴィンスキーの「アゴン」は、ムラヴィンスキーとしては意外なレパートリーですが、ペトログラード音楽院時代の級友ジョージ・バランシンがアメリカで振付けた作品。1965年10月29日のレニングラード・フィルハーモニー大ホールのライヴは知られていますが、この1968年10月30日モスクワ音楽院ライヴはヴィエンナサウンドなるレーベルからしか出たことのない音源。天羽健三氏著「ムラヴィンスキー・コンサートリスト」では、当日レニングラードでベートーヴェンの交響曲公演を行っていることになっています。

(1)バルトーク:弦楽器、打楽器とチェレスタのための音楽
[録音:1967年5月24日/プラハ・ドヴォルザーク・ホール(ライヴ)]
(2)オネゲル:交響曲第3番「典礼風」
[録音:1965年2月28日/モスクワ音楽院大ホール(ライヴ)]
(3)ストラヴィンスキー:バレエ音楽「アゴン」
[録音:1968年10月30日/モスクワ音楽院大ホール(ライヴ)]

エフゲニー・ムラヴィンスキー(指揮)レニングラード・フィル

※ 下記「関連商品」にはムラヴィンスキーの2015年5月現在、入手可能なSACDをまとめました。プラハ・レーベル以外は全てSACDシングルレイヤー盤となります。

カテゴリ : ニューリリース | タグ : 高音質(クラシック) SACDハイブリッド(クラシック)

掲載: 2015年05月29日 16:30