シモーネ・ヤング~ブルックナー・チクルス最新作 交響曲第9番 登場!
シモーネ・ヤングとハンブルク・フィルによるブルックナー(1824-1896)の交響曲全集チクルスも、そろそろ完成に近づいてきました。注目の第9番は、ヤングは未完の終楽章を省いた3楽章版(1894年 原典版)で演奏、ブルックナーの遺志を生かしたものとなっています。ここでも彼女は、ブルックナーが要求する造形美と、崇高なる神への憧れを見事に具現化した堅固かつ力強い演奏を成し遂げており、たとえ終楽章がなくとも作品が完結することを端的に示しているようです。まさに宇宙と一体となったかのような壮大な響きを堪能できるでしょう。
(ナクソス・ジャパン)
【曲目】
アントン・ブルックナー:交響曲第9番 ニ短調 WAB109
1.第1楽章:Feierlich, misterioso‐荘重に、神秘的に
2.第2楽章: Scherzo. Bewegt,lebhaft - Trio. Schnell‐スケルツォ。軽く軽快に‐トリオ、急速に
3.第3楽章:Adagio.Langsam, feierlich‐アダージョ。遅く、荘重に
【演奏】
シモーネ・ヤング(指揮)
ハンブルク・フィルハーモニカー
【録音】
2014年10月25~27日 ハンブルク、ライスハレ(ライヴ)
カテゴリ : ニューリリース | タグ : SACDハイブリッド(クラシック) 高音質(クラシック)
掲載: 2015年07月21日 13:48