米ロック・レジェンドが心酔するSSW、カート・ヴァイル新作
米フィラデルフィア出身のシンガー・ソングライター。米ロックバンド、ザ・ウォー・オン・ドラッグスのギタリストとして活躍後、ソロとしてデビュー。09年、米老舗<マタドール>に移籍し4作目『スモーク・リング・フォー・マイ・ハロー』を発表。ピッチフォークで8.4点の高評価を獲得し、さらに老舗Rough Trade Shopの年間ベスト・アルバムの第3位に選出されるなど、大絶賛を浴びた。13年にはソニック・ユース作品を多数手がけるジョン・アグネロをプロデューサーに迎え『ウェイキン・オン・ア・プリティ・デイズ』をリリース。2作連続でピッチフォークのベスト・ニュー・ミュージックを獲得した。ソニック・ユースのサーストン・ムーアやキム・ゴードン、J・マスキス(ダイナソーJr)、ブラッドフォード・コックス(ディアハンター)等、米レジェンド・ミュージシャンたちがこぞって賛辞を送る現在のUSインディシーン最重要人物の1人である。
「彼が生み出す雰囲気が好きなんだ。彼は僕には考えつかないことをやるんだ。」 - J・マスキス
「最近アーティストとしてこの世で尊敬出来るのはカート・ヴァイルだけだ。」 - ブラッドフォード・コックス(ディアハンター)