鬼才ハイモヴィッツが15年ぶりにバッハ無伴奏を再録!(SACDハイブリッド2枚組)
SACDハイブリッド盤。鬼才チェリスト、マット・ハイモヴィッツが15年ぶりにバッハの無伴奏チェロ組曲を全曲録音しました。チェリストにとって最重要レパートリーであるこれらの組曲をハイモヴィッツは常に演奏会で取り上げ、様々なアプローチに挑戦してきました。今回の録音ではA'=415Hzで調律・調弦しました。技術的限界を感じさせないハイモヴィッツの演奏は美しさの極みといえ、軽やかなボーイングから奏でられる音色にうっとりしてしまいます。ことに重音の響きは神秘的です。さらにPENTATONEの技術チームによる高音質録音により演奏の美しさを引き立てております。ハイモヴィッツの“今”を聴くことができる名盤・代表盤の誕生と言えましょう。
1970年イスラエル生まれのチェリスト、マット・ハイモヴィッツは、1988年にレヴァイン指揮、シカゴ交響楽団をバックにドイツ・グラモフォンに録音し、センセーショナルなレコーディング・デビューを果たしました。その後、1999年に自身のレーベルOxingale Recordsよりバロックから現代まで、さらにジャンルの壁を超えジャズ、ロックと実に多彩なプログラムに挑戦してきました。"PENTATONE OXINGALE Series”からリリースしているベートーヴェンのチェロとピアノのための作品全曲集(PTC 5186475 / KKC 5442)、現代チェロ独奏作品集(PTC 5186542)も好評発売中です。
(キングインターナショナル)
PTC 5186555(2SACD Hybrid)
マルチ・チャンネル
Disc1 : 58’46”
Disc2 : 75’44”
J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲 全6曲 BWV1007-1012
Disc 1(58’46”)
第1番 ト長調 BWV1007(ⅰ.2’17”+ⅱ.4’06”+ⅲ.2’45”+ⅳ.2’35”+ⅴ.3’43”+ⅵ.1’51”)
第2番 ニ短調 BWV1008(ⅰ.4’06”+ⅱ.3’22”+ⅲ.2’05”+ⅳ.4’27”+ⅴ.3’16”+ⅵ.2’26”)
第3番 ハ長調 BWV1009(ⅰ.3’25”+ⅱ.4’06”+ⅲ.2’43”+ⅳ.3’54”+ⅴ.4’05”+ⅵ.3’16”)
Disc 2(75’44”)
第4番 変ホ長調 BWV1010(ⅰ.3’31”+ⅱ.4’27”+ⅲ.3’40”+ⅳ.3’49”+ⅴ.5’02”+ⅵ.2’47”)
第5番 ハ短調 BWV1011(ⅰ.5’25”+ⅱ.4’32”+ⅲ.2’18”+ⅳ.4’00”+ⅴ.4’48”+ⅵ.3’09”)
第6番 ニ長調 BWV1012(ⅰ.4’21”+ⅱ.7’04”+ⅲ.3’35”+ⅳ.4’40”+ⅴ.4’16”+ⅵ.4’03”)
マット・ハイモヴィッツ(1-5.チェロ;ゴフリラー1710年製作)、(6.チェロ・ピッコロ:コルマー18世紀製作)A'=415Hz
セッション録音:2015年4月/芸術文化アカデミー(ニューヨーク)
カテゴリ : ニューリリース | タグ : 高音質(クラシック) SACDハイブリッド(クラシック)
掲載: 2015年08月13日 13:00